桜木町駅周辺のおすすめスポット9選

デートスポットとしても名高い桜木町駅。私は横浜に住んでもう20数年以上と年季が入っておりますが、11月にアメリカ人の彼が日本に遊びに来るので、ふと「桜木町って何があったかな?」と思い改めて検索してみました。

すると思った以上にクソあまり参考にならない記事ばかりで、「えーこんなとこ行ったらデートの子たち、次の行き先迷っちゃうよ」「こんなとこ行って楽しめるかよwww」なチョイスばっかりだったので、ここはいっぱつ地元民として、桜木町について書かねばイカンなと思ったわけです。

という訳でこの記事では大人向け桜木町のお出かけスポットをご紹介します。

横浜美術館

出典: みなとみらいエリアマネジメント

厳密に言えば「みなとみらい駅」が最寄りの横浜美術館。この美術館は近・現代美術をメインに展開しており、過去には横山大観や印象派の特集など、非常に見所のある展示も組まれていました。

美術館周りもショッピングモールや公園が整備されており、美術館に行った後も行くところに困らないのが良い点。目の前にある「MARK ISみなとみらい」はどちらかというとファミリー向けのショッピングモールなので、

〜20代前半の方

美術館を背に右手へ直進。

  • ランドマークタワー→コレットマーレでショッピング・お食事
  • 横浜コスモワールド、赤レンガ方面へ

20代後半〜の方

美術館を背に右手へ直進。

  • ランドマークタワー、クイーンズスクエアでショッピング、お食事
  • 馬車道や山下公園あたりを散歩

などが良いのではないでしょうか。

あるいは、桜木町方面から来たのなら下記に記しましたベイクオーターに向かうのがおすすめです。おしゃれなお店が揃ってます。

基本情報
横浜美術館
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
公式サイト:https://yokohama.art.museum/index.html

横浜ベイクオーター

参照元:potaru

これ桜木町なんですか?って声が飛びそうだなとは重々承知しているんですが、はい、そうですね、こちら横浜です。横浜なんですけど、実は横浜から桜木町って散歩するのに非常に良い道が整備されていて、桜木町からこのベイクオーターを目標に歩いていく、あるいは、このベイクオーターから桜木町方面を目指すと、天気の良い日は気持ちいいです。グランモール公園を通るイメージです。

桜木町周辺はB級系きたなシュランが多めなので、おしゃれに済ませたい方は桜木町駅から攻めて横浜美術館→ベイクオーターでいかがでしょうか。夏はビアガーデンなんかもやってたりしますので、詳しくは公式サイトをチェック!

基本情報
横浜ベイクォーター
〒221-0056 神奈川県横浜市神奈川区金港町1-10
公式サイト:https://www.yokohama-bayquarter.com

黄金町

出典: 黄金町エリアマネジメントセンター

美術館に続きまして、ちょっとカルチャー系が好きなあなたにご紹介したいのがこの黄金町。京急線の普通電車のみが止まる駅ですが、桜木町からも十分歩いて行けます。

実は桜木町から大岡川沿いは、外国人の不法滞在者も多いことで有名な、ちょっとディープな街でした。俗に「青線地帯」とも呼ばれたこのエリアは、横浜市の町おこしの一環としてアートの街に変えられつつあります。以前のような無法地帯といった感じはなくなりましたが、今も「元飲食店」が醸し出す独特な雰囲気はそこかしこで感じられます。

今では黄金町エリアマネジメントセンターというNPO法人が主体となって、川あるきやガイドツアー、陶芸教室などが受けられますので、一歩踏み込んだ桜木町を楽しみたい方はこちらもいかがでしょうか。

基本情報
黄金町エリアマネジメントセンター
〒231-0054 神奈川県横浜市中区黄金町1丁目4
045-261-5467
公式サイト:http://www.koganecho.net/

横浜コスモワールド

観覧車
出典: よこはまコスモワールド

桜木町のランドマークの1つである大観覧車を備える横浜コスモワールド。桜木町へのお出かけでここを目的地とするのはナンセンスですが、赤レンガ倉庫やクイーンズスクエア、ランドマークタワーなどに行く途中にここを歩いて行くのはあり寄りのありです。

ここは1日遊び放題!なパスが売られていないため、買い物のついでなんかに立ち寄った人が気軽に入れる遊園地として親しまれています。子連れも来やすい。もちろんあの観覧車(コスモクロック21と言うらしい)や、すぐ横にあるジェットコースターも、乗り場の途中にある回数券を購入して乗れるので、人生で1度くらいは行ってもいいと思います。乗り物にもよりますが、観覧車は3歳以上で1人800円。約15分、大迫力(?)のパノラマをお楽しみいただけます。

ちなみに夜行くと前後のカップルがチューしてるのがよく見えます。雰囲気に背中を押してもらいたいあなたはぜひ!パートナーが変わるたびに行ったのが今となっては良い思い出です。

基本情報
よこはまコスモワールド
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2丁目8−1
公式サイト:http://cosmoworld.jp/

横浜赤レンガ倉庫

出典: 横浜赤レンガ倉庫

春と秋にはビアフェスタでビールファイトが行われるこの赤レンガ倉庫。老いも若きも楽しめるのでここは是非ともイベント時に来て欲しい場所の1つです。目玉はやはりオクトーバーフェストですが(秋口に来ると海風も当たって最高に気持ちいい)、冬にはクリスマスマーケットやアートスケートリンクの設置、夏にはグランモール公園と共にピカチュウが大量発生したりするので年中楽しめます。

この赤レンガ倉庫を一通り楽しんだ後、馬車道や関内、後にご紹介する野毛にしけこむのがおすすめルートです。(大人向け)

基本情報
横浜赤レンガ倉庫
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1
045-227-2002
公式サイト:横浜赤レンガ倉庫

野毛山動物園

出典: 野毛山動物園

子ども連れにもおすすめですが、大人だけでも案外楽しめるのがこの野毛山動物園。今はどうか知らないですが、毛皮のところどころハゲたアライグマや「これ放し飼い!?」と見まごうほどの距離を悠々自適に歩いている孔雀などがいてなかなかシブいです。あまりメジャーでないので混んでないのも良いです。

動物を見に行くというよりは、散歩したりゆっくりしに行くところ、と考えていた方がいいかと思います。もちろん、動物もいるのですが、野毛山動物園のシブさはそこじゃない(?)。

桜木町駅から徒歩15分くらいで行けますが、市営バスも出ています。89系統の「一本松小学校」行き「野毛山動物園前」下車です。入園料は無料ですが、大人なみなさんはぜひとも募金をお願いいたします。

基本情報
野毛山動物園
〒220-0032 神奈川県横浜市西区老松町63−10
045-231-1307
公式サイト:野毛山動物園

山下公園

出典: 横浜観光情報

こちらもたびたびイベントが開かれている山下公園。元町・中華街駅から行くとほど近いです。公園内のバラ園は綺麗に手入れされており、シーズン時に行くと心が洗われます。たまにコスプレイヤーさんたちが撮影などもしており、どちらも見ていて飽きません。

園内には「日本郵船氷川丸」という大きな船もあり、空も広いため、天気の良い日は芝生に寝転びながらぼーっとするのもなかなか最高です。この感じは代々木公園にはない賜物でしょう。

実は山下公園からほど近くにある横浜マリンタワーは恋人の聖地にも認定(誰に?)されているのですが、私はまだ一度たりとも行ったことがございません。どうですか、話のタネに。横浜港大さん橋も徒歩圏内ですが、行って返ってくるというだけの場所なので個人的にあれは遠くから眺めるもんだと思ってます。

基本情報
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町279
045-671-3648

横浜中華街

出典: Holiday

横浜といえばこの場所、横浜中華街。泰葉が脳内で自動再生されます。若い人には通じませんね、すみません。横浜中華街は案外桜木町からも歩いて行ける場所なので、候補の1つに入れておきたいところ。

海外の中華街と比べるとこじんまりとした印象の横浜中華街ですが、たまに来ると楽しいものです。久しぶりに行ったらタピオカブームにがっつり乗っちゃってどこもかしこもタピオカだらけでした。

大人デートなら聘珍樓 横濱本店、気軽なランチなら謝甜記(並ぶかも)がハズレなしです。コーヒーならベトナム喫茶 CAFE GIANGでエッグコーヒーを楽しむのもなかなか。あるいは、食べ歩きしーの、中華街の母なる人に手相見てもらいーの、お土産探しーの…としてるだけでも楽しいです。春節の時期に行ってもいいですね。道端でもらえる焼き栗は一度もらったら最後です。罠にはかからぬよう…

チャイナドレスレンタルなんてのもありました。

基本情報
横浜中華街
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町
公式サイト:横浜中華街

野毛町

出典: 住友不動産のマンション

桜木町の〆はここ以外考えられません。通称「野毛」と呼ばれる野毛町。ここはお酒好き、ホルモン好き、きたなシュラン好きには是非ともおすすめしたいエリアです。朝6時まで営業している蕎麦屋や24時間営業しているタイ料理、珍獣屋など、個性が強すぎてちょっと胃がもたれそうです。

おすすめのお店ももちろんあるのですが、正直地元民の私でも行けてないお店がたくさんあります。多分コンプは無理。野毛はとりあえず行ってみて、気になったお店に入ってみてください。

川を渡って伊勢佐木町の方に行ってみてもかなりシブいお店がたくさんあります。最近は野毛は綺麗になってきてしまったので、もうちょいディープなところを攻めたいならむしろこの伊勢佐木町エリアの方がいいかもしれないです。韓国家庭料理系も結構ハズレ無しでうまいです。新大久保顔負け。

基本情報
野毛町
231-0064 神奈川県横浜市中区

 

まとめ

お疲れ様です。勢いで紹介しました。桜木町のおすすめお出かけスポット。手軽に回るなら「ヨコハマ・みなとみらいパス」もおすすめです。桜木町・みなとみらいエリアのJR根岸線とみなとみらい線が乗り降り自由なので、横浜が地元でない人なら移動しやすいと思います。

ただ、上記ご紹介したように桜木町は電車で回るというよりも歩いて回る方が楽しいです。是非歩きやすい靴で、食っては歩き、食っては歩きした方がいろいろ回れると思います。1日で回れるのはせいぜい2〜3エリアですね。疲れちゃうので。

今回ご紹介したのは2019年9月時点、しかも個人による情報ですので、最新の情報などなどはぜひ公式サイトなどでご確認ください。

enjoy!!

The Japanese Biggest condom company will provide Japanese traditional art condom

Hi there. I’m so excited to tell you about this funny press release. The Japanese biggest(and most famous) condom company decided to provide such a crazy condom – art condom.

Press release(Japanese)

Condoms feature Japanese paintings

One of the design, they have Japanese traditional art like Utagawa Kunisada’s portrait of a kabuki actor in the role of samurai Kudo Suketsune, and The Great Wave off Kanagawa by Katsushika Hokusai. The below is one of the design.

photo by Japaaan magagine

What Okamoto and Why they produced

OKAMOTO INDUSTRIES,INC. is the company that has No.1 share of producing condoms in Japan and they have tried to sell unique condoms so far. Like 0.01mm condoms. (I assume it’s made in Japan, so you know, it’s definitely Japanese quality! Let’s try.)

And this time, they produced 2 kinds of condoms, the one – the condoms that has VivaGel, and designed condoms.

In Japan, there’s a problem that about 70% of people have had sex without condoms and also there’re the people who don’t put condoms at all(22.2%). It’s over 1/5!!

Thus, it is said that there was a pandemic of syphilis in Japan. The number of infected syphilis people has been growing from 2013 and in 2018, the number reported as 6,923 people has syphilis.

Moreover, naturally, the number of HIV/AIDS also is getting high like 1,288 people have the disease.

In my opinion, it’s there’s more and more people who have that kinds of disease because it’s not so common to take the test for it in Japan.

So, the company Okamoto Industries, Inc. develop a critical feeling about it, and decide to produce the new product. And they are also aiming at the increasing demands of stuffs for people from abroad since we have Tokyo Olympic in 2020.

Design condoms

This is the condoms that can be printed on it. They will go on sale this summer. Currently planed to be printing Japanese traditional art and some various others.

other planned design concom. photo by grape

How can you get it?

There’s a shop specialized in selling condoms in Harajuku, Tokyo, that called Condomania, and will be available in their online shop too.

Okamoto are also planning to accept orders for custom designs. Why don’t you buy them for souvenirs to your friends?

 

 

シアトル旅行お勧めスポット12選 – 12 things to do in Seattle for 3 days

アメリカのワシントン州にある街、シアトル。スターバックス発祥の地として日本人には知られていますが、港町として発展したシアトルは美味しいシーフードや新鮮野菜だけでなく、様々な人や文化も集まっており、見所はたくさん。

そこで今回は、2泊3日でめぐるシアトルのおすすめスポットをご紹介します。

俺的お勧めシアトルスポット12選

12. ビスケットビッチ – Biscuit Bitch


「ハーイ!ビッチ!今日は何にするの〜?」と冗談まじりの接客からお見舞いしてくれるのがこちらの「ビスケットビッチ」。モーニングとブランチのお店です。

日本人にはあまり馴染みがないのですが、アメリカではワッフルやビスケットを食事として食べます。卵や、ソーセージ、チーズなどと一緒に、ですね。例によってこのお店も「お食事系ビスケット」を提供しており、メニューとしてはかなり重め。

お腹が空いているうちに行かないとなかなか楽しめないかもしれないので、おしゃんで食べたことのないモーニングを試してみたい方はぜひ朝イチで行ってみてください。

もちろん、バターやバナナ、ホイップクリームなどが一緒のデザート系ビスケットメニューもありますので、ビスケットは甘い方がいいよ〜!な方はそちらをどうぞ。私はお腹と相談の末、ヌテラ、バナナ、ホイップクリームの甘い系ビスケットをいただきましたが、やはり甘いものは別腹ですね。案外ぺろっといけちゃいました。

11. ガム・ウォール – Gum wall, Ghost Alley Espresso


アメリカらしいシアトルの名所、その名もガム・ウォール(ガムの壁)。そもそもなぜこんなものができるようになったのか全く謎ですが、ここはみんながクッチャクッチャしたガムを壁に貼り付けていくという日本人の感覚からするとなんとも汚ならしい伝統のあるスポットです。

そのすぐ横に佇むようにしてあるのがGhost Alley Espressoという小さなコーヒー屋さん。老若男女、わんことその飼い主なども揃って訪れるコーヒーショップで、店員さんも非常にフレンドリー。小さくてかわいらしい雰囲気のお店です。

窓際には2〜3の席があるので、ここでコーヒーを注文すればこの反吐が出るガムの壁を見ながら一息つけます。GoogleMapsのレビューで一番笑ったレビューは「Nice staff, good coffee, and a view of the disgusting gumwall.」。中の様子はこんな感じ。

ちなみにこのコーヒーショップでもガムが販売されているので、シアトルに爪痕を残して帰りたい方はガムの購入もぜひ。

10. ビーチャーズ・ハンドメイド・チーズ – Beecher’s Handmade Cheese


パイクプレイスマーケットの中心地にあり、ピロシキピロシキやスタバの1号店などとも軒を連ねるチーズのお店、ビーチャーズ・ハンドメイド。シアトルとニューヨークの2店舗あり、連日大賑わいの人気店です。

外からはチーズ作りの様子を見ることができ、店の奥では店舗で作ったチーズを何種類か味見できます。ここの目玉はシンプルなGRILLED CHEESE(チーズトーストサンド)か、マカロニにチーズソースを絡めたMAC&CHEESE。道ゆく人の多くがこちらのマカロニを食べながら歩いているので、いかにこのマカロニが人気かわかります。

私たちはちょっともう既にお腹がいっぱいだったので、GRILLED CHEESEの方を注文。お腹がいっぱいなのに美味しいってどういうことでしょうか。俺の中の彦摩呂がうるさい。\(チーズの)外のカリカリと中のトロトロのマリアージュや〜!

こちらのお店はありがたいことに回転が早く、朝早くに気張って並ぶ必要はありません。行列を避けたいならピロシキ(後述)を優先するように!

9. シアトル水族館 – Seattle Aquarium

食べ物ばっかりの紹介で気が引けるのでこちらもご紹介。その名の通り水族館です。個人的に癒し要素の高い水族館が大好きで、時間が許すようでしたのでこちらも行ってきました。土日はチケットを並ぶ列がすごくって、行列見るだけで「もういいや〜!」という気分になるのですが、まあ待ちなされ。

同水族館ではオンラインチケットも購入可能な上、受付付近にはWifiも完備。当日いきなりでも、サクッとWifiにアクセスしてオンラインチケットを購入してしまえば行列なんかちょちょいのちょいっとパスできます(気持ちがいい)。

中にはイソギンチャクにタッチできるスポットや、4歳児くらいの大きさはありそうな巨大タコ、ラッコやカワウソなんかもいて、子どもも大喜び。ラッコがこんなに間近で見れたの初めてです!かわいい!私も大喜び!

 

シアトル観光の束の間の癒しとしてご利用ください。

8. テイラー・シェルフィッシュ・オイスターバー – Taylor Shellfish Oyster Bar


グイダック(Geoduck)という貝をご存知でしょうか。グイダックはシアトルなど、北アメリカでもワシントンのあたりで採れる貝の一種で、拳2個分ほどはあろうかという巨大な貝殻から伸びるのは「それどうやって貝殻に収めるの?」と思わずにはいられない、これまた巨大な身。

貝殻の幅の2倍以上はあるかという長さと太さが相まり、なかなかグロテスクというかセンシュアルな見た目をしています。サンフランシスコでもアジアンスーパーマーケットなどでたまに見られるのですが、最近は乱獲によって数が減少し、値段は高騰している模様です。

そんな訳で、せっかく産地に来たのだからグイダックを食べてみたい!と思い探したのがこちらのお店「テイラー・シェルフィッシュ・オイスターバー」。スターバックスコーヒー・リザーブド・ロースタリーからほど近い場所にある、甲殻類や貝を専門に扱うお店で、店内には大きな水槽と、グイダックをはじめとする様々な生き物が鎮座しています。

ここではグイダックを刺身形式で提供しており、カレー風味のスパイスが効いたグイダックはさながら刺身というよりカルパッチョか。味は普通に貝ですね。はい。まあでも知れて良かったです。これも経験。

個人的には、COCONUT PORTERという黒ビールも美味しかったです。ふんわりココナッツの香りと、チョコレートのような香ばしい苦味が、グイダックのちょっとエキゾチックなソースに合います。あと隣のおじさまがたが生牡蠣をプレートで頼んでいて、お腹に余裕があればそれも注文したかったです〜!あれ多分正解です!

7. チフリー・ガーデン・グラス – Chihuly Garden and Glass

チフリー・ガーデン・グラスはシアトルのランドマーク、スーペースニードルの真下あたりにあるガラスアートの美術館です。ここではチフリーさんというガラス職人の方が手がけた、息を飲むような美しいガラス作品の数々が展示されており、なんと展示は外にまで及びます。美しく整えられたお庭にも植物を醸したようなガラス作品があり、日本とは異なった、新しいテイストのアートを肌で感じることができます。

ここは作品自体も大変素晴らしいのですが、作品と、それに伴う展示もすごく大掛かりなので、「外なのにどうしてこんなにガラスが綺麗に保たれているんだろう」「こんな大きな作品、どうやって飾ったんだろう」といった視点でも楽しめます。

すごい…

この近くにあるInternational Fountainという公園にある大きな噴水も見所で、晴れた日に芝生で寝転がるのもまた一興ですよ。

6. シアトル大観覧車 – The Seattle Great Wheel

Photo by Felipe Galvan on Unsplash

こちらもシアトルのランドマークタワーの1つ、シアトル大観覧車。私はナントカや煙と同じく高いところが好きなのですが、動いているものに乗っている方が好きなのと、立地の利便性によりスペースニードルではなくシアトル大観覧車をチョイスしました。

この観覧車、何が面白いってスピードが早いこと。私、これまで日本の観覧車にしか乗ったことないので他国の観覧車については存じ上げかねるのですが、少なくともここシアトルの観覧車は、乗り口が5つあり、5組ずつ都度停車して客を乗せてから(全部の箱が埋まったところで)連続3回転する仕組みなんですね。客を総入れ替えしてから3回転。そのため最初の方に乗せられた人は体感4回転するイメージです。大丈夫ですかね、これ、伝わってますかね。

日本のようにゆったり回りながら人が入れ替わる訳ではないので、外から見ても、中から見ても体感かなり早い観覧車を体験することができます。タイムラプス映像はこちら。

 

スムーズな利用にはチケットの事前購入がおすすめです。公式サイトで予約し、発券されたものを印刷で見せればサクサク行列を進むことができます。

5. スターバックス1号店 – Starbucks


話のタネとして1度は訪れたいスターバックスの1号店。現在ではセイレンというグリーンの人魚がトレードマークのスタバですが、1号店はオープン当時の手書き感溢れるロゴを今なお採用中。中はいたってこじんまりとしており、見上げるとそこにはコーヒー豆で作られた豚ちゃんや、1号店ならではの限定グッズなどが並んでいます。

噂には注文した商品の「カップ投げ」が見られると聞いていたのですが、少なくとも私たちがいた時はそのようなことは起こりませんでした。やはり普通に作る人が自分で取った方が早いからでしょうか。店内の様子はこちら。

このスターバックス1号店、パイクプレイスマーケットのすぐそばということもあり、日中は行列必須です。朝早くか、案外夜が空いているので、お店の前でゆっくり写真を撮りたい方はそのような時間に行ってみるのが良いのではないでしょうか。

4. スターバックス・リザーブ・ロースタリー – Starbucks Reserve®︎ Roastery


スターバックスのスペシャル版とでも申しましょうか、こちらはスターバックスの通常店舗と異なり、この大きな店舗でコーヒーの焙煎やアルコール提供なども行なっているスターバックスの超本気⭐︎店舗。2019年、目黒にも同様の店舗がオープンしたことも一時話題となっていましたが、こちらはその本場です。ちなみに広さは目黒の方があるらしいです。

中はざっくり3つのセクションに分けられており、概要は下記の通り(意訳)。

1. メインバー – MAIN BAR

メインバーではハンドクラフトによるコーヒーをそりゃもうスンバラシイスターバックス・リザーブの豆と共にご提供。

The Main Bar offers coffee drinks handcrafted with our extraordinary Starbucks Reserve®︎ beans.

2. エクスペリエンスバー – EXPERIENCE BAR

ここはあなた自身の身を、スターバックスでも特に優れたアート、サイエンス、技にじっくりと ひ た す 場 所

This is a place to fully immerse yourself in the art, science and craft of our rarest coffees.

3. ミクソロジーバー – MIXOLOGY BAR

我らのハンドクラフトによるカクテルがバーテンダーとバリスタのマリアージュにより織り重なって1つのアートに…!ああっ!(?)

Our handcrafted cocktails weave the skill of bartender and barista into a single art.

ちなみに私は酒にこだわりはありますがコーヒーにこだわりのない女ですので、今回の旅行で2回、この店舗に訪れましたがどちらも利用したのは3のミクソロジーバーのみとなります本当にお疲れ様です。店内の様子はこちらから。

中にはベーカリー(スターバックスと提携している別店舗かな?)が併設されており、スターバックスの域を超えた素晴らしいペストリーやサラダ、ケーキなども味わえます。

私たちが利用した3のミクソロジーバーはアルコールを提供するバーと同様の体裁となっており、注文してから去る時にお会計。手の込んだfancy〜!なカクテルを作ってくれますよ。

私が頼んだのはSTARBUCKS RESERVE®︎ SOULEVARDIERというウイスキーのカクテルと、THE WHISKEY CLOUDというアイリッシュコーヒー(HOT)。

私は特段スターバックスのファンでもないのですが、こうした体験に重きを置いたサービスは単純に楽しいですね。エクスペリエンスを提供、ってなんかわかるわ。たまにはこういう贅沢も良いものです。

3. 鴨葱 – kamonegi

お店の名前におや?と思った方も少なくないはず。それもそのはず、こちらは日本人の方が経営しているお蕎麦屋・天ぷら屋さんです。予約必須。こちらはシアトルの方にも蕎麦の美味しさを知ってもらいたい!という想いからオープンしたお店なのだそうで、オーソドックスな鴨南蛮もありつつ、前菜やその他の蕎麦メニューは一風変わったメニューも取り揃えられており、さながらアメリカと日本料理のフュージョンとでも言いましょうか。

お店はオープンの16時からすでに大賑わいで、私たちが訪れたときはシアトルの中華系の人がたくさん訪れていました。多分日本人がシアトル観光に来ると、こうした日本人経営のお店は敬遠しがちなのかな…と想像するのですが(現に私がそうでしたから)、今回の来店を機に考えを改めました。

日本人の舌に合わせられた料理ではなく、アメリカ人にも受けるようにと作られた日本料理は、単純な和食を食べるのとは全く異なった別の体験であり、お料理から受ける印象は180度違います。もちろん、日本にも和風をアレンジした創作料理はあるのですが、ここでは食材などのチョイスがアメリカならではだと感じました。これは「アメリカにある和食」じゃないと味わえないと思います。

今回私たちがいただいたのは上から順に、

フォアグラ豆腐

実は動物虐待的な観点でカリフォルニアではお目にかかれなくなってしまったフォアグラ。ワシントン州ではまだ合法のようです。これを前菜にして飲む酒のうまいことうまいこと。

タコのテリーヌ

タコのテリーヌ

こちらはゼリー寄せタイプのテリーヌで、なんと上には桃とセロリが乗っています。透き通った出汁のゼリーには山椒を思わせる香りが口から鼻に抜けていき、何とも爽やかな一品。そして何より面白いのは、生のクミンが添えられていること。私、生のクミンなんて初めて食べました。乾燥のものより香りが強く、フレッシュな香りがタコとよく合います。

鴨葱(南蛮)

鴨南蛮

基本の鴨南蛮です。出汁がしっかり出ていて上品なお味でした。こちらは一般的な鴨南蛮かと思いますので、日本在住の方でしたら他の変わりダネを食べた方が面白いかも。さすがKAMONEGIという名前を看板にしているとだけあって、鴨はすごく肉厚で、味が濃かったです。熱で甘くなったねぎと一緒にすする蕎麦はなんだか安心感のあるお味ですね。落ち着きます。

エビのビスク(せいろ)

そば

こちら変わりダネ蕎麦です。ここの蕎麦は基本的に、せいろと南蛮のどちらかを選べるようになっています。私は食べ終わった後の蕎麦湯割りが大好きなので、せいろを注文しました。このエビのスープの濃厚なこと!スープに青海苔もたっぷり入っていて、青海苔・えび好きなら是非とも注文すべきです。最後の一滴まで飲み干しちゃいました。また食べたいです。

チーズケーキ

大阪チーズケーキ…だったかな、中はふわふわ日本風のチーズケーキです。上に乗っているのはリーキでしょうか。お腹いっぱいだったのですが重たくなかったので、結局ぺろっと全部食べちゃいました。

最後に飲んだハバネロ梅酒もなかなか。梅酒の中にツンと来る唐辛子の刺激があり、なんともユニークなお味。

ハバネロ梅酒

ちなみにこのKAMONEGIから10分ほど歩いたところに、Fremont Trollというストリートアートがあります。なんと彼が手にしているのは本物の車だそうで、そのユニークさからシアトルの撮影スポットとなっています。
KAMONEGIにお立ち寄りの際はこちらも訪れてみれはどうでしょうか。

2. ピロシキ・ピロシキ – Piroshky Piroshky

大事なことは2回言うタイプのピロシキ屋さんです。ピロシキとは、ロシアが発祥の、小麦の生地に具を詰めて焼いた料理。こちらのピロシキ・ピロシキはパイクプレイスにある名物店のうちの1つですので、特に行きたいところがないのなら、とりあえず足を運んでおいて損は無いと思います。

ここのピロシキは、パイ生地に牛肉と玉ねぎの炒め物を詰めたオーセンティックなタイプのものから、ベーコン・チーズのようなアメリカナイズされたものまでさまざま。メニューはこちら。

私のおすすめは断然オーセンティックな牛肉です。生地にもバターがたっぷり練りこんであって、牛肉の旨味がぎゅっと詰まっているので冷めても美味しいんです!周りのサクサクパイ生地もたまらんです。大変リッチな味わい、大変よろしい。

ピロシキ

ここにはアップルシナモンのような甘いパンもあります。甘党の方はそちらもぜひ、と言いいたいところですが、個人的にはいまいちだったのであまりお勧めはしません。

1. パイクプレイスチャウダー – Pike Place Chowder

パイクプレイスに来たならクラムチャウダーは食べておかねばなりませぬ。なりませぬぞ!

クラムチャウダーはまあ、一種のシアトル名物です。「とりあえず食べとけ!」的な。日本に来たらスシ食え!みたいなもんですね。

中でもここのパイクプレイスチャウダーが一番有名で、名前の通りパイクプレイスに1店舗、ちょっと離れたビルの4階にもう1店舗あります。前者の店舗は、土日だと11時の開店時間で既にに長蛇の列ができてしまうので、並びたくない方は後者をお勧めします。味は変わりませんから…。

「映え」重視の方は、くり抜かれたサワードウ(ちょっと酸味のあるパン)にスープが注がれたクラムチャウダーがお勧め。いろいろな味を見てみたい方は、4種類の味がちょっとずつ試せるメニューもあります。あと、私たちは食べそびれてしまったのですが、隣の人が食べていたロブスターサンドイッチもめちゃくちゃうまそうでした…。

クラムチャウダー

パイクプレイス前の店舗の方に行かれる方は、お店の正面にあるRachel’s Ginger Beerというお店のジンジャービールを飲んで並ぶのもおすすめです!ここは気になる味を購入前に試飲させてもらえるので、納得の味を見つけてからドリンクを購入できます。私のおすすめはオリジナルとブルーベリーです。

ジンジャービール

さてクラムチャウダーについては、アイヴァーズフィッシュバー (Ivar’s Fish Bar)という、パイクプレイスから海沿いを歩いて20分くらいしたところにも有名店があります。別の日などに食べ比べてみてもいいですね!

ちなみにアイヴァーズフィッシュバーではフィッシュアンドチップスも美味しかったです。外で食べてるとカモメがすんごい寄ってきます。店の前にアイバーさんがカモメを餌付けしている像があるので、創業時からの伝統なのでしょう。油断してると食べ物かっさらわれるので注意が必要です。

シアトルめちゃくちゃ楽しい

そんな訳でシアトルを堪能しつくしました。本当はもっと紹介したい場所があるのですが、ちょっとキリがないのでこの辺にしておきます。

私たち2人とも食べることばっかり考えているので、結局食べものばかりの紹介になってしまいましたが、今思い返しても、のんびりとした天気のあの街を、食べ歩きしながら周るのが何だかんだ一番楽しかったです。他の観光地は次の食事までの前菜。ただの準備運動です。笑

シアトルはサンフランシスコと違って街全体がビジネスライクな雰囲気でなく、どちらかというとあったかい街です。気取らずに楽しめる場所だと思いますので、ぜひチャンスがあれば旅の候補先に入れてみてください。