[Google Tag Manager]GTM操作画面に[プレビュー][公開]ボタンが出てこない

GTMの操作画面にプレビューボタンや公開ボタンが出てこない時、それは[管理]権限が問題です。

結論から言うと、以下2つのどちらかです。

  1. 今操作しているアカウントが管理者権限を持っていない
  2. 管理者権限を持っているが、コンテナ権限が制限されている

本記事は、以下の記事を参考にしています。

Google Tag Manager in View Only Mode? Here’s the fix

1. 今操作しているアカウントが管理者権限を持っていない場合

管理 > ユーザー管理 へ移動し、自分の役割が「ユーザー」になっていないか、確認しましょう。設定したGTMのタグ反映には管理者権限が必要です。もし自分の権限が「ユーザー」だった場合は、管理者権限を持つ人に、設定変更を依頼します。

管理者権限を持っているにも関わらずGTMの操作画面にプレビューボタンや公開ボタンが出てこない場合は次の手順を参照してください。

2. 管理者権限を持っているが、コンテナ権限が制限されている場合

GTMは複数人数で編集することを前提とするため、コンテナごとに権限が設けられています。今回このコンテナに関しては割愛しますが、このコンテナ権限には以下の4つの段階があり、全ての権限を持っていないと、GTMで設定したタグを公開できません。

  • 公開
  • 承認
  • 編集
  • 読み取り

管理者権限を持っているにも関わらず、GTMの公開ボタンが表示されない場合、このコンテナ権限の「公開」権限まで持っていない可能性が高いです。というわけで以下設定方法

管理 > ユーザー管理 へ移動し、任意のアカウントをクリック。

ポップアップに出てきた管理者権限ページから、「コンテナの権限」以下にある設定を反映したいコンテナをクリック。

全てのチェックボックスにチェックを入れて、ページ右上のボタンから「保存」。

 

これで、ワークスペースにプレビューないしは公開公開ボタンが追加されたはずです。

 

 

[備忘録]Google Analytics4(GA4)とUniversal Analytics(UA)の違い

免責:

  • GA4は本格的な導入が始まって間もないため、今後管理画面の内容や名称が変わる可能性があります。本記載は2022年5月22日現在のものに則ります。
  • 私は英語表記を採用しているため、画面の表記と文章内での名称が異なる場合があります。できるだ本文内では日本語での説明を行うように注力していますが、お含みおきください。

そもそもUAとGA4の違いってなんでしょう

 

レポート

  • UA…ABC分析
  • GA4…ライフサイクル(集客->エンゲージメント->収益化->維持)

UAはABC分析

ABC分析のABCは、Acquisition(集客)、Behavior(行動)、Conversion(コンバージョン)を指しています。その名の通り、集客がどれくらいできているか?その後のユーザ行動はどのようになっているか?そして顧客はどれくらいコンバージョンに至っているか?ということを分析するのが、ABC分析で、それがUniversal Analyticsのレポートの根幹を成していました。

GA4はその先まで分析

対して、GA4は一味違います。トップのメニューはよりシンプルになったように見えますが、レポートを開いてみると、リアルタイム分析の下に、ライフサイクルがAquisition(集客)、Engagement(エンゲージメント)、Monetization(収益化)、Retention(維持率)…と続木、そしてユーザー分析メニューが配置されています。

このことからもわかるように、GA4はコンバージョンをゴールとしていません。

購入や登録してもらったら終わり、ではなく、その後のユーザーのコミットメント、つまり顧客維持(LTV/Life Time Value)まで分析することで、より顧客満足度をアップさせられる施策を目指せるツールとなっているのです。

レポートの基本的な考え方

GA4のレポートは、全部で19ほど。大きくは

  • レポート
  • 広告

の2種類ですが、レポート内のカテゴリとしては先ほどのメニューからもわかるとおり、

  • ライフサイクル
  • ユーザー

の2つに分類できます。

 

標準レポート

UAのみならず、GA4でもディメンションと指標の意味を知っておくことはレポートを読み取る上で重要です。

GA4ではレポートの数が減っているように見えますが、実はディメンションの切り替えを行うことで、レポートの表示が変わる仕組みとなっています。

▼ユーザー>ユーザー属性>ユーザー属性の詳細

ディメンションには、国や地域、言語、年齢、性別などが用意されています。ですので、ディメンションを読み取る際には国別の、言語別の、年齢別の、性別ごとの、などと、ことばを置き換えて解釈していただくとわかりやすいと思います。

つまり、それぞれのレポートはデフォルトのディメンションが初期設定として採用されていますが、ユーザー属性の詳細からディメンションを切り替えることで、多様なレポートを参照することができるのです。

印のついたそれぞれの項目について、ディメンションを変更できる(イベントやコンバージョンなど、項目によっては単一のディメンションのみ採用可能)。

各項目において使用できるディメンションは公式にまとめられていますので、必要に応じて参照してみてください。

 

探索

アナリティクスに訪れるたびに期間やディメンションなど設定を切り替えたりするのは面倒ですから、UAではカスタムレポート機能を使用していた方も多いのではないでしょうか。

このUAで備わっていたカスタムレポートは、GA4でExplore(探索)にまとめられています。

探索
サイドメニュー3つめ

また探索のレポートには6つのテンプレートがあり、用途に応じてレポートを選べます。GA4の大きな強みの1つと言えると思います。

テンプレート
選べる6種類

 

セグメント

UAでは、レポートページ上部に大きく鎮座していたセグメントですが、

セグメント(UA)
セグメント(UA)

GA4ではこのセグメントが探索にまとめられています。

探索メニューから任意のフォーム形式を選ぶと、その中にセグメントのセクションを確認できます。

探索内のセグメント
探索内のセグメント

 

ユーザーの識別

GA4ではユーザーごとの分析が強化された、とはよく聞く話かもしれませんが、そのベースとなっているのが、ユーザーの識別方法です。

UAもGA4も、ユーザーの識別にはCookieを使用していますが、それはブラウザごとに保存されるため、同じユーザーの異なるブラウザでのアクセスは特定できない仕様です。User ID(ログインID)を利用したユーザー特定のみ、User ID ビューで実現していました。

一方、GA4では

  • User ID(ログインID)
  • Google シグナル
  • Cookie

という3つの要素を利用し、確度の高い順にユーザーを識別しているため、たとえば同じユーザーが複数のデバイスを使用してアクセスしている場合でも、同一ユーザーとして識別できるようになる可能性が高くなります。

一連の行動はそれぞれ別個のセッションとして記録されていますが、Google アナリティクス 4 なら、以下の 3 種類の識別情報を組み合わせることにより、デバイスをまたいだ 1 つのユーザー ジャーニーとして認識できます。

[GA4] レポート用識別子

設定方法

サイドメニューの設定>プロパティ>ユーザーの識別子を選択。

デフォルトの設定にもよるかもしれませんが、Googleシグナルは有効にされていない場合があります。

Reporting Identtity(ユーザーの識別子)
Reporting Identtity(ユーザーの識別子)

有効にするには、

  1. アナリティクスの管理画面にて管理をクリック
  2. Googleシグナルを有効するプロパティに移動
  3. [プロパティ]列で[データ設定]>[データ収集]に移動し、画像におけるGet startedボタンをクリック。
  4. 案内に沿って許可します。

どうやらプロパティごとに許可しないといけないみたいですね。

こちらを許可した場合、エンドユーザーに対しては、Googleとデータを共有している旨をプラポリなどに記しましょう。

Google シグナルのデータ収集設定下にも、確認ボタンが仕込まれています。

※GoogleシグナルをONにしても、Google広告をユーザーがOpt-inしていなければGoogleシグナルによるデータ収集は行えません

データモデル

GAがどのような形でデータが存在しているのかを理解することで、GA4とUAの違いが少し見えてきます。言ってしまえば、データ構造のことですね。

GA4では、イベントとパラメータというデータ構造を持っています。パラメータと聞くと分かりにくいかもしれませんが、イベントの「属性」と置き換えてしまっても構いません。

たとえば、add_payment_info(ユーザーの支払い情報)送信に関して持たせられるパラメータは、

  • 通貨(currency)
  • 金銭的価値(value)
  • クーポンコード(coupon)
  • 支払い方法(payment_type)
  • 購入商品(item)

などがあります。その中にさらにデータ構造を入れ込むこともできて、購入商品パラメータの中に商品idや商品名を含ませることもできます。こういう感じ↓

gtag("event", "add_payment_info", {
  currency: "USD",
  value: 7.77,
  coupon: "SUMMER_FUN",
  payment_type: "Credit Card",
  items: [
    {
      item_id: "SKU_12345",
      item_name: "Stan and Friends Tee",
      affiliation: "Google Merchandise Store",
      coupon: "SUMMER_FUN",
      currency: "USD",
      discount: 2.22,
      index: 0,
      item_brand: "Google",
      item_category: "Apparel",
      item_category2: "Adult",
      item_category3: "Shirts",
      item_category4: "Crew",
      item_category5: "Short sleeve",
      item_list_id: "related_products",
      item_list_name: "Related Products",
      item_variant: "green",
      location_id: "L_12345",
      price: 9.99,
      quantity: 1
    }
  ]
});

参照:Google アナリティクス 4 イベント

上の例では、イベント「add_payment_info」に対して、currency: “USD”,   value: 7.77,などのパラメータが紐づいています。

UAでは、ページビューやイベント、タイミングなどがヒット数として1階層の構造でカウントされていましたが、GA4ではこのヒットが「イベント」として複数の構造でまとめられるようになったということです。こうしたデータを「構造化データ」と言います。

参考:

https://www.seerinteractive.com/blog/ga4s-custom-dimension-parameter-data-model/

https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/intro-structured-data?hl=ja

主なイベントには下記のようなものがあります。

  • first_visit … 初回訪問発生時に送信
  • session_start … セッション開始時に送信
  • page_view … ページビュー発生時
  • user_engagement … ユーザーがページフォーカスしていた時間を取得
  • scroll … 90%スクロール発生時に送信
  • click … 外部リンクへのクリック発生時に送信
  • view_search_result … サイト内検索が実行された時に送信

各イベントに対して、パラメータがあります。個々のイベント×パラメータ(key:value)の組み合わせは下記から確認できます。

https://support.google.com/analytics/answer/9234069?hl=ja

[GA4] 自動的に収集されるイベント
[GA4] 自動的に収集されるイベント
GA4ではExplore(探索)の機能が充実した分、自分好みのフィルタを自由にカスタマイズできるようになりました。そうなると、たとえば

  1. ディメンション:市区町村、国
  2. 指標:イベント数
  3. フィルタ:市区町村「Chiyoda City」
  4. フィルタ2:…
  5. フィルタ3:…

データ構造を理解していると、上記における1. ディメンション2. 指標は選択後、3.フィルタの設定を適切に行えるようになります。実際の探索画面に沿うとこんな感じです。

変数(緑色のボックス部分)から任意のディメンション、指標を登録し、右側のタブの設定(青ボックス部分)へドラッグ&ドロップ。

タブの設定の下を見ると、さらにフィルタ項目があるのが分かります。選択すると、現在タブの設定で登録されている変数が現れます。

任意の項目を選択し、フィルタ追加します。

上の例では市区町村だったので、

市区町村:Chiyoda City

のようにイベント名とプロパティの組み合わせがわかりやすかったですが、これが例えばイベント名をディメンションに設定した際、

イベント名:page_view

 

ユーザーを中長期的にわたって利用してくれるかどうかで分析するツール

 

 

活用方法

 

 

 

GAIQ勉強の道のり – 上級者編レッスン1(データの収集と処理 )

これまでに、QAIQ試験突破のためのGoogleアナリティクスアカデミーレッスン1〜4の内容を、問題と回答セットでご紹介しました。

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner1/

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner2/

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner3/

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner4/

Google アナリティクス アカデミーのGoogle アナリティクス上級者向けコースは、初級者向けコースと同様全4回から成っています。本記事では、ユニット末に用意されているテストの突破も視野に入れ、実際のテスト内容に解説をつけるという形でまとめました。

記事全体の構成は下記の通りです。

1ページ目:問題
2ページ目:問題+回答

Googleアナリティクス上級者向けコースのレッスン1の内容はこちらから
問題ぶっ飛ばして解説から読みたいという方はこちらから

では早速行きましょう。

テスト 1 問題

1. ドメインが異なる複数のページにデフォルトの Google アナリティクス トラッキング コードを設置した場合、アナリティクスではそれらのユーザーとセッションが別々にカウントされます。

  • 正しい
  • 誤り

 

 

2. レポート用にデータ パラメータを渡す URL のことを、Google アナリティクスでは何と呼びますか。

  • A タグ
  • ヒット
  • ディメンション
  • 指標

 

 

3. Google アナリティクスのトラッキング コードからアナリティクスにページビュー ヒットが送信されるタイミングはいつですか。

  • ユーザーが動画をクリックしたとき
  • ユーザーがショッピング カートに商品を追加したとき
  • ユーザーがウェブサイトで検索するたび
  • ユーザーがウェブページを読み込むたび

 

 

4. Google アナリティクスのトラッキング コードからアナリティクスにイベントヒットが送信されるタイミングはいつですか。

  • ページビューがトラッキングされる操作をユーザーが行ったとき
  • ユーザーが予約サイトで予約を行うたび
  • ユーザーがカレンダーにイベントを追加するたび
  • イベントがトラッキングされる操作をユーザーが行うたび

 

 

5. Google アナリティクスでは何を使って新規ユーザーとリピーターを区別しますか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • ブラウザの Cookie
  • 人工知能
  • ランダムに割り当てられた一意の ID
  • 順番に割り当てられる一意の ID

 

 

6. ユーザーがアナリティクスの Cookie をブラウザから削除するとどうなりますか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • 新しいアナリティクス Cookie を設定するようにユーザーに通知される
  • トラッキング コードで収集された過去のデータとユーザーの行動データをアナリティクスで関連付けられなくなる
  • トラッキング対象のページが次に読み込まれたときに、一意の ID と Cookie が改めて設定される
  • アナリティクスがリピーターを自動的に認識するようになる

 

 

7. Google アナリティクスではブラウザやデバイスが変わっても、複数のセッションにわたってデフォルトでリピーターを認識できる。

  • 正しい
  • 誤り

 

 

8. Google アナリティクスのセッションは、デフォルトでは何分後にタイムアウトしますか。

  • 5
  • 15
  • 30
  • 60

 

 

9. インターネットに接続されたデバイス(POS システムなど)から Google アナリティクスにデータを送信するには、どの機能を使用すればよいですか。

  • データ インポート
  • ブラウザの Cookie
  • ネットワーク プロトコル
  • Measurement Protocol

 

 

10. 動画の再生として定義されるイベントの目標については、同じセッションでその動画が 3 回再生される場合、Google アナリティクスは目標コンバージョンの数を何回記録しますか。

  • 1 回
  • 2 回
  • 3 回
  • 4 回

 

 

11. Google アナリティクスの目標タイプはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • 到達ページ
  • ショッピング カート
  • ページビュー数 / スクリーン ビュー数(セッションあたり)
  • 滞在時間

 

 

12. フィルタを使ってビューから除外したデータは 30 日以内に回復できる。

  • 正しい
  • 誤り

 

 

13. ディメンションと指標に関して使用できるスコープは、次のうちのどれですか。

  • イベントレベル、セッション レベル、トランザクション レベルのスコープ
  • 地域レベル、滞在期間レベル、ユーザーレベルのスコープ
  • ヒットレベル、セッション レベル、ユーザーレベルのスコープ
  • イベントレベル、滞在期間レベル、トランザクション レベルのスコープ

 

 

14. 計測プランを定義する場合、ステップの順序はどうなりますか。

  • ビジネス目標 > KPI > 主要な操作
  • KPI > 主要な操作 > ビジネス目標
  • 主要な操作 > KPI > ビジネス目標
  • ビジネス目標 > 主要な操作 > KPI

 

 

15. 計測プランのマクロ コンバージョンとは何ですか。

  • ビジネスの成果測定で使用する指標データ
  • 定義されたビジネス目標を達成するためにユーザーにウェブサイトで行ってもらいたい主要な操作
  • ユーザーにウェブサイトで行ってもらいたい主要な操作につながる補助的な操作
  • Google アナリティクスで行う測定タスクのキーボード ショートカットのリスト

問題は以上です。次のページに、問題と回答のセットを記載しています。

GAIQ勉強の道のり – 初級者編レッスン4(Google アナリティクス )

前回までに、QAIQ試験突破のためのユニット1・2の問題と回答をセットでご紹介しました。

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner1/
https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner2/
https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner3/

Google アナリティクス アカデミーのGoogle アナリティクス初級者向けコースは全4回から成っており、こちらはその1~3回目の内容を踏襲したものです。構成はこれまでと同様、

1ページ目:問題
2ページ目:問題+回答

のように記載しています。

アカデミーレッスン4のテキスト全文はこちら
そのまま解説に移りたい方は次ページに飛んでください。

では早速行きましょう。

テスト 4 問題

1. Google アナリティクスで、キャンペーンを正確にトラッキングするために必要な 3 つのタグとは何ですか。

  • メディア、参照元、コンテンツ
  • メディア、参照元、キャンペーン
  • キャンペーン、コンテンツ、キーワード
  • 参照元、コンテンツ、キーワード

2. Google アナリティクスの標準のキャンペーン パラメータはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • utm_adgroup
  • utm_source
  • utm_medium
  • utm_content

3. キャンペーン タグをすばやく作成したい場合は、どのツールが効果的ですか。

  • Measurement Protocol
  • セグメント ビルダー
  • URL 生成ツール
  • 目標セレクタ

4. URL にカスタム キャンペーン パラメータを追加するのに使用する形式はどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • www.googlemerchandisestore.com/?utm campaign = fallsale
  • www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign=fallsale
  • www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign=fall_sale
  • www.googlemerchandisestore.com/?utm_campaign = fall sale

5. Google アナリティクスの目標の例として適切なものはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • 商品の購入
  • ニュースレターの購読申し込み
  • Google 検索の完了
  • 連絡先情報フォームの送信

6. Google アナリティクスで目標を作成する際に必要なのはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • 目標名
  • 目標タイプ
  • 目標スロット ID
  • 目標到達プロセス

7. Google Merchandise Store で目標 URL を「/thankyou」、マッチタイプを「先頭が一致」に設定した場合、www.googlemerchandisestore.com のページで目標としてカウントされるのは次のうちどれですか。

  • /thankyou.html
  • /thankyou.php
  • /thankyou/receipt.php
  • 上記のすべて

8. Google 広告で広告を掲載できるプロパティはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • Google 検索
  • Google ディスプレイ ネットワーク
  • キャンペーン マネージャー
  • Google AdSense

9. 自動タグ設定を有効にすると何が行われますか。

  • アナリティクス タグがキャンペーン URL に追加される
  • Google 広告タグがキャンペーン URL に追加される
  • キャンペーンのハイパーリンクがウェブサイトのページに追加される
  • アナリティクス トラッキング コードがウェブサイトのページに追加される

10. より多くのコンバージョン数を獲得した入札単価調整を確認できるのは、Google アナリティクスのどの Google 広告レポートですか。

  • キャンペーン
  • キーワード
  • 入札単価調整
  • リンク先 URL

問題は以上です。次のページに、問題と回答のセットを記載しています。

キャンペーンタグのURL生成ツールどう使うん?|Googleアナリティクス

Googleアナリティクスでキャンペーンのトラフィックを記録するのに便利な「キャンペーンタグ」。「サイトURL+特殊なコード」という形式となるのですが、あるプロモーションを実施する際、URLにこのキャンペーンタグを利用しキャンペーンごとに分けて使えば、キャンペーンをGoogleアナリティクスで詳細に分析することができます。

Use this URL in any promotional channels you want to be associated with this custom campaign

Campaign URL Builder | Google Analytics

左側のナビの、集客>キャンペーン>すべてのキャンペーン などから分かりますね。

このキャンペーンタグはGoogleの定める特殊なコードにして、サイトに埋め込む必要があります。

「特殊なコードなんてわからない!」

という方のためにGoogleアナリティクスは便利なURL生成ツールを用意してくれていますが、正直その生成ツールもどう使っていいのかよくわからない!w

そこで本記事では、備忘録も兼ねてGoogleアナリティクスのURL生成ツールの使い方をご紹介します。

そもそもキャンペーンタグとは?

キャンペーンタグとは、広告やオンラインマーケティングのURLリンクに追加する情報のことです。トラッキングパラメーターに続けて、「=」や1単語以上を「-」でつなげて指定し、これにより、ユーザーのクリックで情報が抽出され、ユーザーと行動がアナリティクスで紐付けられます。
つまり、どのマーケティングによりユーザーがサイトに来てくれたかが分かるようになるのです。

(マーケティングキャンペーンは「キャンペーンのタグ設定」から)

キャンペーントラフィックの詳細を知るのに必要なタグは全部で5つですが、中でも下記上から3つは必須のタグです。

utm_source:
 プロパティにトラフィックを誘導した広告主、サイト、出版物、その他を識別します(Google、ニュースレター 4、屋外広告など)。

utm_medium:
 広告メディアやマーケティング メディアを識別します(CPC 広告、バナー、メール ニュースレターなど)。

utm_campaign:
 商品のキャンペーン名、テーマ、プロモーション コードなどを指定します。

utm_term:
 有料検索向けキーワードを特定します。検索広告キャンペーンにタグを設定する場合は、utm_term を使用してキーワードを指定することができます。

utm_content:
 似通ったコンテンツや同じ広告内のリンクを区別するために使用します。たとえば、メールのメッセージに行動を促すフレーズのリンクが 2 つある場合は、utm_content を使用して別々の値を設定し、どちらが効果的か判断できます。

カスタム URL でキャンペーン データを収集する | アナリティクスヘルプ

これらは下記のように使われます。

URL生成ツールの使い方

リンク先が、Googleが用意してくれているWebサイト用URL生成ツールです。

ただし生成ツールは 3つあり、Webサイト、Google Play ストア、Apple App Store の URL はそれぞれ少しずつ異なるため、正しい URL 生成ツールを使用しましょう。今回解説するのは、一番上のWebサイト用キャンペーンタグURL生成ツールです。

URLにアクセスすると以下の画面になります。


入力項目は以下の通り。

  • Website URL
    The full website URL (e.g. https://www.example.com)
  • Campaign Source
    The referrer: (e.g. google, newsletter)
  • Campaign Medium
    Marketing medium: (e.g. cpc, banner, email)
  • Campaign Name
    Product, promo code, or slogan (e.g. spring_sale)
  • Campaign Term
    Identify the paid keywords
  • Campaign Content

色々ありますが、Googleアナリティクスでトラックしたいデータによって、ここで入力すべき情報は異なります。必須項目は上から4つ。自分のWebサイトのURLは良いとして…他の項目はどのように入力すれば良いのでしょうか。1つずつ解説しましょう。

Website URL

こちらは言わずもがな、Googleアナリティクスを使用してデータを取りたいWebサイトのURLです。例にあるように、https://www.example.comのようにトップページのURLを置きましょう。

Campaign Source

Campaign Source(utm_source)とは、ユーザーが上で入力したWebサイトへ来るに至った参照元(Source)のことです。つまり、誘導元ですね。必須項目です。広告主やサイト、出版物などが分かりやすいように記載しましょう。例えば、下記のような単語が望ましいですね。

  • news_letter
  • twitter
  • facebook
  • google
  • linkedin

Campaign Medium

Campaign Medium(utm_medium)とは、広告メディアやマーケティング メディアなど、媒体のことです。例えばcpc(Cost Per Click)広告やバナー、ソーシャルメディアなどが挙げられますね。Campaign Sourceが具体的なサービス名なら、Campaign Mediumは一段階抽象度の高い媒体属性です。

  • cpc
  • banner
  • email
  • socialmedia
  • affiliate
  • QRcode

Campaign Name

Campaign Name(utm_campaign)とは、ユーザーをサイトに呼び込むための施策名(キャンペーン名です)。必須項目です。どの施策だったかな?というのが後から分かりやすい名前にしておきましょう。例にあるようなスプリングセールやあるプロダクトのプロモーション名などが好ましいでしょう。

  • product (hairdryerなど)
  • promo code (promo12など)
  • slogan (get_new_user_2021など)
  • campaign name (spring_sale, displayなど)

Googleアナリティクスは色々な施策(キャンペーン)を実施し、その効果を測定し、PDCAを回す…という使い方が想定されてい(ると思い)ます。何度も施策を回しているとどれが何のキャンペーンだったかわからなくなってしまうため、個々のキャンペーンが識別しやすい名前がいいですね。

入力方法について

Googleアナリティクスではスペースなどを入れてもURL生成ツールが自動で特殊文字(%20かな?)に変換してくれますが、通常はスペースなしの単語を入力します。目で見て分かりにくくなるため、スペースは空けないでアンダースコア(アンダーバー)「_」で入力するのがおすすめです。大文字と小文字も区別されるので、例えばPROMO1とpromo1は別のキャンペーンとして認識される点に注意。

例えばバナー広告なら「display」、メールキャンペーンであれば「email」といったように、自分の中でルールを決めて、タグの名前に一貫性を持たせましょう。

追記:Googleアナリティクス上では、ここでのスペースは特殊文字ではなくスペースとして表示されるようです!なので、アンダーバーじゃなくても読みにくくはならないです。

Campaign Term

Campaign Term(utm_term)は、日本語だと「キーワード」と呼ばれる箇所です。主にGoogle 広告(前はAdWordsと言われた)の有料検索向けキーワードを特定するための入力です。有料広告を打っていない場合は空欄で問題ありません。

Campaign Content

Campaign Content(utm_content)は、似通ったコンテンツや同じ広告内のリンクを区別するために使用します。例えばメールのメッセージに行動を促すフレーズのリンクが 2つある場合、utm_content を使用して別々の値を設定し、どちらが効果的か判断する…といった使い方が考えられます。

必須項目を全て入力すると、入力欄の下に生成されたURLが表示されているはずです。

これを煮るなり焼くなり…はしませんが、URLをコピーして任意のWebサイトのHTMLヘッダー部分に貼り付けます。必ず、トラッキングタグが適切に機能していることを最初に確認しておきましょう。(Webサイトの設定によってはキャンペーントラッキングが機能していないことがある)

Googleアナリティクスのトラッキングタグ確認方法などもまた別記事でまとめておきたいと思います。

URL生成ツールは1度につき1つのURLを生成できますが、大規模なキャンペーンを打つ場合は1つ1つ作らなければいけなくなってしまうため、不便です。一度にいくつものキャンペーンタグを作成したい場合は、スプレッドシート などを活用しましょう。

それではみなさま、素晴らしいGoogleアナリティクスライフを!

参考にしたサイト

Special Thanks.

GAIQ勉強の道のり – 初級者編レッスン3(Google アナリティクス ベーシックレポート)

前回までに、QAIQ試験突破のためのユニット1・2の問題と回答をセットでご紹介しました。

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner1/
https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner2/

Google アナリティクス アカデミーのGoogle アナリティクス初級者向けコースは全4回から成っており、こちらはその1・2回目の内容を踏襲したものです。構成はこれまでと同様、

1ページ目:問題
2ページ目:問題+回答

のように記載しています。

アカデミーユニット3のテキスト全文はこちら
そのまま解説に移りたい方は次ページに飛んでください。

では早速行きましょう。

テスト 3 問題

1. ユーザー属性レポートとインタレスト カテゴリ レポートでデータを表示するために有効にする設定は何ですか。

  • コンテンツ グループ
  • 広告向けの機能
  • ビューに関するユーザー権限
  • ページ解析

2. ウェブサイトのトラフィックで発生したブラウザの問題を特定するのに最適なレポートはどれですか。

  • アクティブ ユーザー レポート
  • 新規顧客とリピーター レポート
  • ブラウザと OS レポート
  • 参照元 / メディア レポート

3. ウェブサイトの表示に使用されたモバイルデバイスを確認できるレポートはどれですか。

  • [サイト コンテンツ] の離脱ページレポート
  • [サイト コンテンツ] のランディング ページレポート
  • [行動] のユーザーのロイヤリティ レポート
  • [モバイル] のデバイス レポート

4. サイトを訪問した各ユーザーについて、Google アナリティクスで自動的に記録されるトラフィック ソースのディメンションはどれですか。

  • 参照元、キーワード、キャンペーン名
  • 参照元、メディア、キーワード
  • 参照元、メディア、キャンペーン名
  • メディア、キーワード、キャンペーン名

5. Google アナリティクスではどの「参照元」が使用されますか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • googlemerchandisestore.com
  • Email
  • Google
  • (direct)

6. Google アナリティクスではどの「メディア」が使用されますか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • organic
  • cpc
  • mail.google.com
  • referral

7. デフォルトのチャネル レポートに表示されるチャネルはどれですか。

(該当する回答をすべて選択してください)

  • オーガニック検索
  • デバイス
  • ディスプレイ
  • Direct

8. ウェブサイトの各コンテンツの成果を確認できるのはどのレポートですか。

  • 地域
  • ディレクトリ
  • リピートの回数や間隔
  • 上位のイベント

9. ユーザーがウェブサイトで最初にアクセスしたページを確認できるのはどのレポートですか。

  • イベント > ページ
  • すべてのページ
  • 離脱ページ
  • ランディング ページ

10. ユーザーがウェブサイトの重要なページから離れたかどうかを確認できるのはどのレポートですか。

  • ランディング ページレポート
  • すべてのページレポート
  • 離脱ページレポート
  • [イベント] のページレポート

問題は以上です。次のページに、問題と回答のセットを記載しています。

GAIQ勉強の道のり – 初級者編レッスン2(Google アナリティクス インターフェース)

前回の記事で、QAIQ試験突破のための問題と回答をセットをご紹介しました。

https://nolyc.net/gaiqstudy-beginner1/

Google アナリティクス アカデミーのGoogle アナリティクス初級者向けコースは全4回から成っており、こちらはその2回目の内容を踏襲したものです。構成は前回と同様、

1ページ目:問題
2ページ目:問題+回答

のように記載しています。

アカデミーのテキスト全文はこちら
そのまま解説に移りたい方は次ページに飛んでください。

では早速行きましょう。

テスト 2

  1. レポートの 2 つの期間を比較する場合、どの機能を使用しますか。
    ・ 時間グラフの時間別、日別、週別、月別ビュー
    ・リアルタイム レポート
    ・比較期間
    ・アカウント選択

  2. 「ユーザー」指標で計測する対象は何ですか。
    ・ウェブサイトの合計訪問数
    ・特定の期間にサイトで 1 回以上のセッションを記録したユーザーの数
    ・ウェブサイトのホームページにアクセスしたユーザー数
    ・ウェブサイトでメールのニュースレター購読を申し込んだユーザーの数

  3. Google アナリティクスにおいて「直帰率」とは何ですか。
    ・特定の期間にウェブサイトに再度アクセスしたユニーク ユーザーの数
    ・ユーザーがトップページから離れたセッションの割合
    ・ユーザーがサイトから離れた割合
    ・ユーザーがウェブサイトを訪れて操作を行わずに離れたセッションの割合

  4. Google アナリティクスにおいて「ディメンション」とは何ですか。
    ・あるビジネスで特定の期間に計上された合計収益額
    ・高度な分析に役立つデータセットの属性
    ・2 つの期間のデータの比較
    ・ユーザーに関する情報を確認できるレポート

  5. Google アナリティクスにおいて「指標」とは何ですか。
    ・サイトの掲載結果の分析に役立つ分析情報
    ・設定した期間内の日
    ・比較に役立つ、レポート内の分割されたデータ セグメント
    ・主にディメンションに関連するデータセット内の数字

  6. Google アナリティクスにおいて「セカンダリ ディメンション」とは何ですか。
    ・ 詳細な分析に役立つ、マイレポート一覧に追加できるウィジェット
    ・詳細な分析に役立つ、レポートに追加できる指標
    ・詳細な分析に役立つ、レポートに追加できるディメンション
    ・データの影響を確認できるビジュアリゼーション

  7. レポートのデータとウェブサイトの平均を比較するには、どのビジュアリゼーションを使用すればよいですか。
    ・ ピボットビュー
    ・比較ビュー
    ・掲載結果ビュー
    ・割合ビュー

  8. サンプリングされた Google アナリティクス レポートのデータ量を増やすにはどうすればよいですか。
    ・追加のフィルタを適用する
    ・セカンダリ ディメンションを削除する
    ・サンプリングのプルダウン メニューで [速度優先] を選択する
    ・サンプリングのプルダウン メニューで [精度優先] を選択する

  9. マイレポート一覧で [テンプレートのリンクを共有] を選択すると、何が共有されますか。
    ・マイレポート一覧のみ
    ・データのみ
    ・マイレポート一覧とデータ
    ・マイレポート一覧もデータも共有されない

  10. マイレポートをユーザーに共有すると、そのユーザーはマイレポートの設定を編集できます。
    ・正
    ・誤

問題は以上です。次のページに、問題と回答のセットを記載しています。

GAIQ勉強の道のり – 初級者編レッスン1(Google アナリティクスの紹介)

GAIQの勉強のために、Googleアナリティクスアカデミーとやらで勉強することにしました。とは言え下記のリンクを、初級者向けから順々にこなしていくだけなのですが、今回はテストを突破することを目的としているため、動画→問題という順序で勉強していくよりも、問題ベースで勉強を進める方が効率的だと感じました。

Googleアナリティクスアカデミー

そのため、今回は自分のメモ用にテスト問題とその解説をまとめておこうと思います。

「そもそもGAIQって何よ?」という方は、こちらのサイトがわかりやすく説明してくださっていました。ご参照ください。

AI anaylst BLOG
GAIQ(Googleアナリティクス個人資格)とは? | 試験内容・対策法から予想問題まで!

では早速ですが問題から。解説は問題と併せて、次のページに記載しています。

テスト 1

1. トラッキング コードを使用すると、どのシステムからのデータをGoogle アナリティクスでレポートできますか。(該当する回答をすべて選択) 

  • e コマース プラットフォーム
  • モバイルアプリ
  • オンライン POS システム
  • インターネットに接続されていないシステム

2. Google アナリティクスを使用してデータを収集するには、どの手順を完了する必要がありますか。(該当する回答をすべて選択)

  • Google アナリティクスのパソコン用ソフトウェアをインストールする
  • アナリティクスのアカウントを作成する
  • 各ウェブページにアナリティクスのトラッキング コードを追加する
  • アナリティクス アプリをダウンロードする

3. アナリティクスのトラッキング コードでは、次のうちどれを収集できますか。(該当する回答をすべて選択)

  • ブラウザに設定されている言語
  • ブラウザの種類
  • ユーザーのお気に入りのウェブサイト
  • デバイスとオペレーティング システム

4. Google アナリティクスのセッションはデフォルトではいつ終了しますか。

  • ウェブサイトでのユーザーのアクションにかかわらず、常に 30 分後
  • ユーザーが別のブラウザ ウィンドウを開いたとき
  • ユーザーがサイトで 30 分以上操作を行っていないか、ブラウザのウィンドウを閉じたとき
  • 毎日正午

5. Google アナリティクスで処理したデータはデータベースに保存され、変更できなくなります。

  •  正しい
  • 誤り

6. Google アナリティクス アカウントの上位から下位への階層構造を表しているものはどれですか。

  • ビュー > アカウント > プロパティ
  • プロパティ > アカウント > ビュー
  • アカウント > ビュー > プロパティ
  • アカウント > プロパティ > ビュー

7. アカウント単位の「編集」権限を持つユーザーは、自動的にどの単位の「編集」権限を持ちますか。(該当する回答をすべて選択)

  • ユーザー
  • プロパティ
  • ビュー
  • サービス

8. アナリティクスのトラッキング コードを表示する手順は次のうちどれですか。

  • [管理] タブ > [トラッキング コード] > [トラッキング情報]
  • [管理] タブ > [トラッキング情報] > [トラッキング コード]
  • [レポート] > [ユーザー レポート] > [トラッキング コード]
  • [ユーザー レポート] > [設定] > [トラッキング コード]

9. アナリティクスを使用してウェブサイトのデータを収集するには、ウェブサイトの HTML ページに何を追加する必要がありますか。

  • Google キャンペーン パラメータ
  • Google アナリティクスの利用規約
  • Google アナリティクス トラッキング コード
  • 権限ボタン

10. データを収集するには、アナリティクス トラッキング コードを HTML ウェブページのどこに配置する必要がありますか。

  • ウェブサイトの <head> 開始タグの直後
  • ウェブサイトの </head> 終了タグの直前
  • ウェブサイトの <body> 開始タグの直後
  • ウェブサイトの </body> 終了タグの直前

11. 新しいビューを作成すると、どのデータが含まれますか。

  • ビュー作成前のデータ
  • ビュー作成後のデータ
  • ビュー作成の前と後のデータ
  • どのデータも含まれない

12. ビューを削除した場合、アカウント管理者がビューを復元できるのは何日以内ですか。

  • 35
  • 65
  • 95
  • 125

13. Google アナリティクスでデータを絞り込む方法として、どのようなオプションがありますか。

  • ビューからデータを除外する
  • ビューにデータを追加する
  • レポートに表示されるデータを変更する
  • 上記のすべて

14. Google アナリティクスでフィルタを使用する際は、フィルタを適用していないビューを 1 つ確保しておくことが大事ですが、それはなぜですか。

  • 常に元のデータにアクセスできるようにするため
  • 目標を設定するため
  • 複数のビューでフィルタを使用するため
  • フィルタを適用していないビューを確保しておくメリットはない

15. Google アナリティクスはどのような順序でデータをフィルタリングしますか。 

  • フィルタ名のアルファベット順
  • フィルタの最終編集日順
  • フィルタの適用日順
  • ランダムな順序

16. フィルタをビューに適用すると、どのデータが影響を受けますか。 

  • フィルタ作成前のデータ
  • フィルタ作成後のデータ
  • ビューで使用できるすべてのデータ
  • ビューで使用できるデータはどれも影響されない

テストは以上です。次のページから問題の回答と解説を行います。

Google アナリティクスはじめの一歩 – 自分のアクセスをアナリティクスのデータから除外したい!

Google アナリティクスの管理画面は持っているけれど、実際にサービスを生かし切れていない方は多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。
そんな訳で、今回はGoogleアナリティクス初級者向けコースを受けてみて学んだことを備忘録的にまとめておきたいと思います。

用意するのはビューです。

Google アナリティクスは、アカウント>プロパティ>ビューと言う大きな括りで管理が可能です。ざっくり、

  • アカウント…全ての実権を握っている管理範囲
  • プロパティ…複数の管理者がいる時(代理店などがお客さんのアカウントを管理する時などですかね)の共有操作が可能な管理範囲
  • ビュー…設定したそれぞれのGoogleアナリティクスの画面が見られる管理範囲

といった具合でしょうか。

今回は、この末端であるビューで行うべき設定を書いておきます。

①左下の設定(ギアマーク)をクリック

②ビューの設定をクリック

③初期のビューとして、何のフィルタも施されていないものが用意されています(すべてのウェブサイトのデータ)。これの名前を「Raw Data」ないしは「未処理のデータ」に変更し、保存しておきましょう。

この「未処理のデータ」ビューを保存しておけば、これがバックアップになり、後々誤ってフィルタを作成し、欲しいデータが保存されていなかった場合にもここから参照することができます。

④テストビューの作成
作成するビューは、思わぬミスがあるとも限りません。ビューを作成する際はもれなく、その設定をテストビューで試すことをお勧めします。

ビューを作成をクリック
①名前を「Test View」に変更し、タイムゾーンを自国のものに変更。②「ビューを作成」をクリック。

⑤テストビューの設定

Test Viewから「ビューの設定」を選択

⑥ボットのフィルタリングに✔

スクロールして、「ボットのフィルタリング」に✔を入れて保存。

これで、機械などによる変なアクセスのカウントを除外できます。

⑦マスタービューの作成

スクロールアップし、Test Viewで「ビューをコピー」を選択。
名前をMaster Viewに変更し、「ビューをコピー」
作成したビューを確認してみましょう。
3つのビューが保存されていることがわかります。

⑧各ビューに表示するデータを指定するためのフィルタも追加

まず、内部IPトラフィックを除外する一般的なフィルタをTest Viewに。こうすることで、従業員など内部の人によるトラフィックを除外し、Google Storeを訪問した外部ユーザーの行動だけを測定できるようになります。

Test Viewを選択
フィルタを選択
「フィルタを追加」をクリック
フィルタのタイトルを入力し、フィルタの種類・各設定を画像の通り選択。

「定義済みフィルタ」とは、頻繁に使用される、Googleが用意してくれたフィルタのテンプレート。カスタムを選択すると、データを収集・除外・変更するための条件を自分で指定してフィルタを作成できます。基本的に、データはIPアドレスに基づいて除外するため、Googleアナリティクスにはそのためのフィルタ(定義済みフィルタ)が用意されています!嬉しいね!

IPアドレスの調べ方

除外するIPアドレス(=自分自身の公開IPアドレス)を確認するには、新しいタブを開き(⌘+t )「What is my ip?」を検索します。すると…

出てきたIPアドレスをコピーして…
ペーストして、保存

これで、自分のIPアドレスからのアクセスを除外するフィルタがTest Viewに保存されました。すべてのフィルタが適用されるまでには少し時間がかかります。

⑨フィルタのテスト

このフィルタが内部トラフィックを除外しているかどうか、テストしてみましょう。

ホームに戻り、リアルタイム内の概要をクリック

ここではサイトのトラフィックがリアルタイムで表示されています。アッすみません、画像例は私のまるで更新していないクソブログなので何とアクセスが悲しいかな1!!って言うか今スマホからアクセスしてくれてる人誰!?ありがとう!

内部ネットワークに接続している場合、30分ほどで、内部ユーザートラフィックが減少します。そしてそれ以降は、内部アクティビティは収集されなくなります。私は今自分のサイトにアクセスしていますが、ここでカウントされていないため、もうフィルタが適用されていることがわかります。

フィルタが適切に機能していることが確認できたら、このフィルタを先ほど作成したMaster Viewに追加します。

管理(ギアマーク)に戻り、先ほどと同様、Master Viewを選択し、フィルタをクリック。
今度は「既存のフィルタを適用」に✔を入れ、先ほど作成したフィルタを選択・追加し、保存する

これでMaster Viewにもフィルタが適用されました。

1つのビューに複数のフィルタを適用する場合、フィルタ一覧に表示される順序で各フィルタが適用されます。例えばAとB、2つのフィルタを作成した場合、まず1つ目のフィルタAが適用された後のデータに、2つ目のフィルタBが適用されます。

定義済みのフィルタを作成し、ビューに追加する手順は以上。これで不要な自分自身のデータを除外し、必要なデータのみを収集できます。やったね!

詳しいドキュメントは、アナリティクスのヘルプにも掲載されています。わからないことがあれば、ここからも探してみてください。