どうも、お世話になっております。
メキシコに行ってからというもの、すっかりタコスの魅力に取り付いてしまいました。
タコスはね、奥深いですよ。日本のご飯で言うと…何でしょう。全くもっていい例えが思いつかないですが、もう何にでも合うんですよ。ああ、そう、ごはん。白ご飯みたいな感じで考えていただければ!
タコスの土台となるトルティーヤ(とうもろこしの皮)には豚でも鶏でも牛でも羊でも、魚でもいい。芋でも豆でもいい。何でもいいから乗せて、玉ねぎとパクチーのみじん切りを添えて食べる。
ポイントはライムを絞って色々なホットソースをかけること。これでビールがあればもう言うことなしです。いいですか?ポイントはライムとホットソースです。
メキシコを歩いていると気がつくのですが、あそこでは何にでもチリをかけ合わせます。普通のフードに関しては言うまでもなく、スナック菓子にタマリンドを練ったスイーツ、ビールにフルーツ、それはもう何にでも。
日本でいうと醤油ですかね。いや、それ以上ですね。日本人はビールやフルーツに醤油入れたりかけたりしないですもんね。
さて、そんなチリ文化が色濃いメキシコですが、上記の理由から、ホットソースにもこだわりがあるんですね。タコスを食べられるお店など行こうものなら、大抵は3種類以上のホットソースがテーブルに準備されます。
そしてタコスを注文し、皆各々に好みのホットソースをかけて食べる…。
辛くってしょうがないんですけど、これがまたくせになるんですよね。もともとトウモロコシ文化から遠かった私としては、1週間くらいタコスを食べ続けた時に正直(もういいや)と思ったものですが、今となっては1週間に1度は食べたいと思う始末。
感覚としては名古屋のあんかけスパに似ているかと…。何回か「あんまり美味しくないな」という経験を経てくせになるという…違うか…。
さて、前振りがめちゃくちゃ長くなりましたが、今日はホットソースのご紹介です。
世界で一番辛い唐辛子はハバネロじゃなかった
ところで私が小学校6年生の時、ハバネロというお菓子が流行りました。流行ったというか、同じグループのクソ美人なあゆちゃんがそのハバネロを大好きで大好きで、なんか遊ぶたびに食べてたんですよね。
▲これやな
その時の記憶では、なんかハバネロが世界で一番辛い唐辛子だという認識だったのですが、時は経ち、こちら2019年アメリカのカリフォルニア州。
彼と一緒にタコスを食べていると、ホットソースの話題に。
Carolina Reaperって知ってる?世界で一番辛い唐辛子。
キャロライナ・リーパー?知らんな。世界で一番辛いのはハバネロなんじゃないの。
違うよこれだよ。ほら見て、辛さの指標があるんだよ。
そうして見せてくれたのがこちらの画像。
よく世界一辛いとか何とか言われているのはこういう指標のもとに決められてるんですね。って言われたところでまあピンと来ないけれども。
見てみるとほん、確かに。1番上が純粋なカプサイシン、2番目が唐辛子スプレーで、3番目にCarolina Reaperとあります。我らがハバネロはもうちょい下のようです。
のたうちまわるほど辛い究極の唐辛子
キャロライナ・リーパー
どうやらキャロライナ・リーパーはゴーストペッパーとハバネロの合いの子なんだそうで、なぜか辛さが相乗してトンビが鷹を産んだみたいな辛さの飛び級を果たしたのだそう。2013年にギネス認定。
このキャロライナ・リーパー、もう本当にアホみたいに辛いらしくて、食べた人の動画がYouTubeに上がっています。紹介も兼ねた動画はこちら。
色々御託を述べているのですが、肝心の食べる瞬間は8:40くらいです。
なんかもう可哀想なくらいのたうちまわっている…エンターテイナーってつらいな…。
タコスを食べているといろんなホットソースを試したくなってくるのですが、いつかキャロライナ・リーパーのホットソースも試してみたいです。
日本にもあるみたいです。レビューをみる限り、ソースはそこまで辛くないようです。動画の人はキャロライナ・リーパーの食べ始めに、「うん、風味があってうまい」と言っていたので、キャロライナ・リーパーもただ辛いだけではなく、ちゃんと独特の味があるんですね。ソースではそちらを味わう形になるかと。
彼の影響を受けて舌がどんどん馬鹿になっていっている気がします。味蕾が着実に死んでいってます。辛いのうまい〜。