バンコク チャオプラヤ川周辺の本気おすすめカフェ

いつもお世話になっております。大川です。

何でも揃うと名高いバンコク。ローカル飯から5つ星ホテルのティーハウスまで、(金さえ払えば)本当に何でも揃う大都市でした。ただいろいろなお店がある分、お店の質も正直ピンキリ。Googleマップで探したお店が閉店していたり、お店のサイトではきれいなのにトイレが汚なシュランすぎるお店など、ハズレくじもたくさん引きました。

今回はそんな私が身銭を切って(というほどでもない)練り歩き、探し出した「本当に行きたいカフェ」をご紹介します。ローカルでプリチーな個人店からおしゃクソなホテルまでいろいろですが、基本的にネットが使えるところのみをピックアップしました。バンコクに行かれるノマド勢、カフェマニアの方、ぜひご参照くださいませ。

結論から言っておきますと観光地じゃない大学エリアのカフェが穴場でおすすめです。

バンコクでwifiの使えるおすすめ作業カフェ

バンコクのエリアは大きく上記のように大きく分けられるそうです。(こちらのサイトを参考にオリジナルのエリアを追加しました。)それぞれのエリアでカラーが異なっているため、旅の目的ごとに泊まる場所を検討すると良いと思います。

それぞれのエリアの説明はまた別の記事でご紹介するとして、今回は主に私がステイしていた近辺の①Riverside(リバーサイド)②Chinatown(チャイナタウン)③University area(大学エリア)のカフェを中心にご紹介します。(基本Wifiだけでなく電源も確保できるお店をチョイスしましたが、一部電源の数が少ない/確認できなかったお店もあります。)

1. Riverside(リバーサイド)

まず観光地として王道なのがリバーサイド。チャオプラヤ川は農業の灌漑用水源として、また交通や物流の道として使われてきたため、歴史的にバンコクの街はこの川に沿って栄えました。

バンコクに住んでいる日本人の方はどうやらSukhumvit area(スクンビットエリア)に多く、このリバーサイドの情報があまり充実していなかったので、今回この記事を書くに至りました。

TaiGuanCafe

ジュース

ここはバンコクの数あるインスタスポットの中でもかなり上位に食い込むのではないでしょうか。ここは中国スタイルのドリンクを提供するカフェで、チャイナタウンから少し歩いた細い裏通りにあります。にも関わらずお客はひっきりなし。みなさんおしゃれな店内を背景にバチバチポーズを決めて写真を撮っていきます。人間観察も面白いです。

Taiguan cafe

ここの名物は何と言ってもお茶系メニュー。デザートも充実しており、提供スタイルがいちいち映え〜。でも見た目だけじゃなく、お味もきちんとよろしいところが高評価です。

デザート

Wifiもつながりやすくて文句なし。コンセント利用ならレジと反対側の壁側の席がおすすめです。

TaiGuanCafe’

  • 770 Charoen Krung Rd, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100
  • 087-387-7770
  • 10時00分~20時00分
  • 水曜定休
  • お店のFacebookページ

River Cafe and Terrace

朝食

ペニンシュラホテルの中にあるカフェテラスRiver Cafe and Terrace。ここではホテル宿泊者向けのモーニングブッフェが提供されており、ビジターは930バーツ(サービスチャージ諸々込みで1094バーツ)で利用できます。

チャオプラヤ川を眺めながら

さすが5つ星ホテルとあってサービスのクオリティはピカイチ。各国のあたたかくて美味しい朝ごはんやフレッシュジュースなどがブッフェ形式でいただけます。もちろん、タイのトラディショナルメニューもありますよ。コーヒー、紅茶ももちろんお代わり自由。なくなった頃にサーバーの方がつぎに来てくれるので、朝から豊かな気持ちで仕事ができます。

長居するタイプのカフェではありませんが、Wifiも通っていますし、何より美味しい朝ご飯が素晴らしいサービスとともに食べられて気分がいいのでオススメします。朝からアガる。日本人のビジネスパーソンが朝食ミーティングしている姿も見られたので、お仕事していてもそこまで浮かないかなとは思います。

モーニング利用は予約不要です。宿泊客でないこと(visitor)である旨を最初に伝えれば、案内がスムーズです。

2. China town(チャイナタウン)

アジアで最大のチャイナタウンと呼ばれるバンコクのチャイナタウン(中国に「チャイナタウン」はないので…)。朝は画期のある市場や朝食、夜は光り輝くネオン…と1日中楽しめるエリアです。範囲はリバーサイドと少し被りますが、とびきりの場所があったのでご紹介します。

Loy La Long Hotel

Loy La Long Hotelはチャイナタウンからほど近くの、文字通りリバーサイドにあるホテルです。お寺の敷地を横切った民家のすぐ隣りという、かなり分かりにくい場所にあるのですが、ちょっと他では体験できない空間を売っている価値あるお店です。正直5つ星ホテルよりもむしろ好きです。その想い極まり、満を辞してご紹介します。

タイのトラディショナルな民家の良さを生かしながらリノベされた建物内はまるで別世界。サービスから空間、立地、ドリンクまで何をとっても100点と言っても過言ではありません(当社比)。できることならご宿泊していただきたいところですが、飲食のみの利用も可能ですので、時間や予算に余裕のない方はカフェやディナー利用のためだけでも訪ねてみてください。きっと素敵な時間を過ごせるはずです。

外に面したテーブルからは一面に広がるチャオプラヤ川。ただただ時の流れに身を任せてぼーっとできる最高の空間です。川辺の席でなくとも、クッションが用意された室内の席は風通しもよく、身も心も存分にリラックスできます。

フードやドリンクのクオリティが高いのも見逃せません。個人的には、カクテル含むドリンクメニューが充実していたのが良かったです。メニューを見ているだけでも楽しくなりますよ。

Loy La Long Hotel

  • Samphanthawong, Bangkok 10100
  • 02-639-1390
  • カフェ・ディナーのみの利用時間は直接お店にお問い合わせください。
  • 公式サイト

3. University area(大学エリア)

意外と見落としがちなのがこのエリア。日本でも大学のあるエリアは学生向けの安くて美味しいお店や、ちょっとおしゃれなお店が充実していますよね。それはここバンコクでも同じです。エアビーなど、宿泊施設の料金もチープな傾向にあります。ローカルな穴場のカフェももりだくさんです!

MOODS Cafe

多分私がバンコクで最も訪れたであろうカフェ、「MOODS Cafe」。このエリアは近くに大学が複数あり、出ている屋台の値段が割安なのも1つの特徴です。そんな中にあって、ひときわおしゃれさを前面に出しているこのカフェ。店員さんもイケイケ、店に訪れる客もイケイケな若者が多かったです。店員さんはイイ奴です。

ゆずコーヒー!(上に乗ってるのオレンジだけど…)

ここはWifiも強くて電源もそこかしこに用意されているので言うことなしです。ドリンクも美味。客層も大学生が多く、勉強している方が多いので作業もはかどります。窓際のカウンター席を眺めているとたまにオオトカゲが泳いでいるのを見れたりして面白いです。

MOODS Cafe’

  • 1129 4 Itsaraphap Rd, Hiranruchi, Thon Buri, Bangkok 10600
  • 095-240-5199
  • 10時00分~19時00分
  • 不定休
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Colocarp Cafe

ここはクロワッサンを売りにしているローカルエリアのカフェです。若いご夫婦が運営しているこのカフェの売りはクロワッサン。オーソドックスなバターたっぷりのサクサククロワッサンから、チョコレートを練りこんだもの、そして中にはチャコールを練りこんだタイティークリームの黒いクロワッサンなどもあり、小さいお店ながらも小技が効いています。

お店がローカルエリアから一歩奥まったところにあるので周りはとても静か。ちょっとおしゃれなモーニングをゆっくり取りたい時に。朝の時間が大変豊かに感じられます。

店内はロココ調を思わせるような(知らんけど)上品な装飾が施されており、天井が高く広々とした室内はまるで豪邸の一室のようです。建物の作りを見るに実際の豪邸には違いないんでしょうけど!

静かな空間で、時間を忘れて作業できます。電源はあまりなかったと思いますが、その分パソコンの充電が終わるまで作業するぞ!とメリハリをつけられます。ものは考えようですね。

Colocarp Cafe

  • 314 7 Itsaraphap Rd, Wat Tha Phra, Bangkok Yai, Bangkok 10600
  • 095-828-6927
  • 8時00分~20時00分
  • 月曜定休日
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Blue House Cafe

ここは穴場も穴場。ローカルエリアをぐんぐん進んだ先にある、小さなガラス張りのカフェです。聞きそびれてしまったので確かではないのですが、多分ゲストハウスか何かの付属のカフェだと思います。自然豊かな敷地にひっそりと佇むその姿はまるで森のカフェとでも言いましょうか…。緑に囲まれ、ガラス面に囲まれた店内は自然光のやさしい光が差し込み、カフェの中だと言うのにマイナスイオンたっぷりです(個人の主観です)。

なおかつ店員さんはことごとく放置してくれるので滞在時間を気にせず作業できます。私はここがあの雑多なバンコクだということを忘れました。

ドリンクもレパートリーが豊富です。フードはほうれん草のクリームパイやケーキなどが少し。お客さんもまばらなので、荷物を置いてトイレに行っても大丈夫な安心感があります。ただ、たまにオーナーのお母さん?が店番をしていて、タイの番組か何かを割と大きめの音量で聴いてたりします。個人的にはそれも味です。

店内は土禁。ドア付近の壁際であればコンセント利用も可能です。

Blue House Cafe

  • Thailand, 224 Itsaraphap 21 Alley, Wat Tha Phra, Bangkok Yai, Bangkok 10600
  • 086-666-9062
  • 8時00分~18時00分
  • 不定休
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Kups Cafe

長時間の作業をしたい時におすすめしたいのがこちらのカフェ。ここの2階席は広々としたテーブルと電源が備えられており、また店員さんもウロウロしていないため、誰の目も気にせず集中して作業をすることができます。来訪客もみなさんも長時間作業されている方が多かったです。

1階席は少し冷房がきつく感じたので冷え性の私にはノーセンキューでしたが、体温に自信のある方は1階席もぜひ(笑)

そしてここではペストリーが安く味わえるのも魅力です。豊富な種類のパイは1個40バーツから。中にはチャイティークリームのパイなどもあり、一見普通のカフェでありながら、タイらしいスイーツが楽しめます。

Kups Cafe

  • 98 Thanon Krung Thon Buri, Bang Lamphu Lang, Khlong San, Bangkok 10600
  • 062-723-4556
  • [月〜金]7時00分~22時00分 [土日]8時00分~22時00分
  • 不定休
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Bellinee’s Bake & Brew at Thaisri と take.a.shot COFFEE BAR : BOX 1

Bellinee’s Bake & Brew at Thaisriは、バンコクのKrung Thon Buri駅を出てすぐの、大きなビルに備え付けてあるベーカリーカフェです。take.a.shot COFFEE BAR : BOX 1とはそれぞれ別のお店です。Bellinee’s Bake & Brew at Thaisriは、Wifiが複数通っており、なおかつどの席に座っても電源が確保できるという設備の良さが高ポイントです。そしてパン好きには美味しいパンがこのお値段で食べられるのも嬉しいですね…

パン・オ・ショコラ〜!

take.a.shot COFFEE BAR : BOX 1は、上記のベーカリーの目と鼻の先にあるこじんまりとしたカフェです。お値段はベーカリーのものと比べると少し割高ですが、お客さんも多くなく、店内は静かで落ち着けます。フルーツのスムージーメニューもあるので、コーヒーの気分でない時にも他の選択肢があって嬉しいですね。こちらのお店もWifi、コンセントが利用可能です。

注意点として、トイレは店舗を出たビル内のトイレを利用する必要があるため、席を立つ際は貴重品を持ち歩くようにしましょう。

Bellinee’s Bake & Brew at Thaisri

  • Bang Lamphu Lang, Khlong San, Bangkok 10600
  • 091-001-3893
  • 6時30分~22時30分
  • 不定休
  • 公式サイト

take.a.shot COFFEE BAR : BOX 1

  • 225 Thanon Krung Thon Buri, Bang Lamphu Lang, Khlong San, Krung Thep Maha Nakhon 10600
  • 093-936-9662
  • [月〜金]6時30分~21時00分 [土日]7時00分~20時00分
  • 不定休
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番外編:Pratunam area

店内を独り占めできるカフェがあったのでこちらもご紹介しておきます。ただし独り占めできる=客足が悪いということなので数年後も存在しているかは保証しかねます…

BONNIE DOLLY’S

これ一人で食べましたから

こちらは日本人も多く住んでいるsiamエリアからも近い、Villa Market – BDMSという建物内にあるカフェです。スタバの隣にあり、ひときわおしゃれでちょっとばかし上品な雰囲気が漂っています。

ケーキメニューとティーメニューが充実しており、なんとアフタヌーンティーが楽しめます。Wifiも強くて心強い!

強いて言うなら少し冷房がキツいので上着を持っていった方がいいです。他のカフェと比べると少し値段が張るので、その分お客さんも少なく快適です。訪れる人々は(私以外)心なしか高所得者層の匂いをプンプンさせていました。

電源は店全体に充実している訳ではなく、充電が必要な場合は入って一番奥の窓際を選ぶ必要があります。

友達と連れ立って優雅にアフタヌーンティーを楽しみつつ作業するのもいかがでしょうか。ティーもお湯を足してもらえるので長く楽しめます。カード支払いは800バーツから。

BONNIE DOLLY’S

  • 2/4 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan District, Bangkok 10330
  • 080-080-0003
  • 9時00分~19時00分
  • 火曜定休
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まとめ

そんなわけで、エリアにかなり偏りがありましたが私のバンコクでのおすすめカフェをご紹介しました。実際にこの足で練り歩いていろいろ失敗も見た上での自信作(?)なので、次回バンコクに行く方、また現在バンコクでノマドなどしてらっしゃる方のお役に立てばなと思います。

個人的には大学エリアが面白くておすすめです。

タイのエッセンスをアフタヌーンティーにも!マンダリン・オリエンタル・バンコクのAuthors’ Lounge

チャオプラヤ川のほとり、Orientalアベニューで堂々の存在感を見せているホテル、マンダリン・オリエンタル・バンコク。堂々の5つ星を獲得しているこのホテルの1階には見るも鮮やかなラウンジが備え付けてあり、ここタイ、バンコクの有名スポットの1つとなっています。

日本でも最近はいろいろなホテルが季節ごとにアフタヌーンティーを用意しており、インスタスポットとしても多くの人を魅了していますが、実はここタイでも、そんなアフタヌーンティ人気が高まっています。

中でもこのAuthors’ Lounge(オーサーズラウンジ)は5つ星ホテルマンダリン・オリエンタルのラウンジとあって格別!1900年初期の歴史を感じさせる白を基調とした重厚な内装と、手描きの布、20世紀初頭のスタイルを踏襲した籐製の家具により構成される店内は、まるで現実のものとは思えない優雅さを醸し出しています。

画像引用:MANDARIN ORIENTAL BANGKOK

タイと言ったらカオサンをはじめとする賑やかな市場などが印象的ですが、たまには少し背伸びして、優雅なティータイムをいかがでしょうか?

Authors’ Loungeの予約方法

電話やネットでの予約が可能です。英語が苦手な方は公式サイトからの予約がおすすめ。Authors’ Loungeは人気の場所のため、14時以降は平日でも混んでいることが多く、人が少ない時間を狙うなら正午がおすすめです。

電話で

Authors’ Loungeの電話番号はこちら:02-659-9000
英語やタイ語のみの対応となりますが、直前の予約や聞きたいことがある場合は電話が一番便利です。

ネットで

公式サイトからの予約も可能です。
The Author’s Lounge

注意点

Authors’ Loungeは結婚式として利用されることも多いそうで、こうしたイベントが入った場合、アフタヌーンティーの提供時間・場所が変更になることもあります。

Authors’ Loungeのドレスコード

Authors’ Loungeでは、子ども含めドレスコードが定められています。スマートカジュアルのため、カチカチの服で行く必要はありませんが、女性はエレガントな服装と履物(間違ってもビーサンなどで行かないよう…)を、男性は長いパンツ、つま先とかかとが覆われた靴の着用が求められています。

Authors’ Loungeへの行き方

Authors’ Loungeの住所はこちらです。
48 Oriental Ave, Khwaeng Bang Rak, Bang Rak, Bangkok 10500

今回は、泊まっていた泊まっていたホテルから近かったのでGrabを利用して行きました。しかしこのあたりは道が狭く混雑しやすいため、陸路で行くなら早めの出発をおすすめします。

調べたところによると、マンダリンオリエンタルでは専用のシャトルボートが用意されており、 BTSサパンタクシン駅の近くの船着き場(Sathorn hotel pier)からダイレクトに行けるようです。

画像引用:BANGKOK RIVER

引用:
A free shuttle boat leave Sathorn hotel pier to Mandarin Oriental regularly. Staff at the pier will assist.

BANGKOK RIVER
ホテルの入り口

ホテルの入り口から入ると、左手にAuthors’ Loungeへの階段があります。ホテルの方が案内してくれます。

Authors' Loungeの入り口

シャトルボートから訪れた方は5分ほどで到着。外の入り口からAuthors’ Loungeに入店します。入店て。外にはテラス席も用意されていますよ。

画像引用:たびらば

店内の様子

画像引用:MANDARIN ORIENTAL BANGKOK

店内で予約の旨を伝えると、席に案内され、メニューを選びます。セットが運ばれてくるまではすぐなので店内を見渡すのはコースが終わった後の方が良さそうですが、店内にはこれまでホテルに泊まった著名人などの写真やイラストが飾られており、これだけでも十分見応えがあります。

店内の様子

中には三島由紀夫の写真なども飾られていました。

三島由紀夫

私たちが通されたのは入ってすぐの中央の広間の席でしたが、窓際も素敵ですね。

画像引用:MANDARIN ORIENTAL BANGKOK

時間によってはギター演奏もあるとか。演奏を聞きたい方は、予約時に演奏時間を聞いておきましょう。

メニュー、金額

メニュー

席に着くと、本のような素敵なメニューが手渡されます。

アフタヌーンティのセットとティーを選びます。メニューは英語のみ。季節によって異なりますが、

  • Western style
  • Thai style
  • Vegetarian style

の3つから選べます。今回はせっかくタイにいるのでThai styleを注文。夕食前ということもあり、食べきれなさそうだったので2人で1セット、紅茶を2つ注文しました。

紅茶はTWGのものを使用しており、色々な種類から選べます。私はPink Flamingo Tea、彼はSakura Teaを注文。Teaはポットで、かつそれを暖めるろうそくも一緒に運ばれてくるため、ずっと温かい紅茶が飲めるのも嬉しいポイント。

紅茶

メインのお料理の前に、ジャスミンティとココナッツのシャーベットが来ました。

シャーベット

スコーンと、Thai styleのお料理がお重に入って提供されます。甘い系のお重2つとしょっぱい系お重が1つ。

ティーセット
整いました!

最後にタイクッキーとチョコレートクッキーで〆です。

金額

アフタヌーンティのお値段は、tea込みで1人1,500バーツ(税抜)です。(2019年11月末時点)お料理と飲み物はお代わり可能(飲み物の種類は変更不可)。また、シャンパン付きのメニューもあるので、気になる方は直接お問い合わせください。

料理とデザートの持ち帰りはできないのでご注意を。

基本情報

Authors’ Lounge

48 Oriental Ave, Khwaeng Bang Rak, Khet Bang Rak, Bangkok 10500
Mandarin Oriental Hotel (マンダリン オリエンタル ホテル)内
電話番号:02-659-9000(タイ語・英語のみ)
定休日:年中無休
アフタヌーンティー:12:00~18:00(L.O. 17:30)

タイに行くなら予約必須!象たちとふれあえるエコツーリズムElephant Jungle Sanctuary

象と触れ合えるエコツーリズムが想像以上に良かったのでご紹介します。ノン・アフィです。笑
動物好きの方、海外旅行好きの方はぜひ!

象たちと触れ合えるエコツーリズムを体験しよう

画像引用:Elephant Jungle Sanctuary

まずはこのElephant Jungle Sanctuaryについてざっくり説明しますね。体験内容とその様子はあとでゆっくりご紹介します!back up!

そもそもエコツーリズムって?

知ってるようで知らないエコツーリズム。
環境省によれば、こちらの定義がエコツーリズムなんだそうで。

自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた。

環境省 エコツーリズム

タイには象に出会える場所がいくつもありますが、私たちが参加したのはElephant Jungle Sanctuaryというエコツーリズム。タイの自然環境や歴史を学びながらも、同時に現地の環境保全のことも考えられた観光ができるため、観光者だけでなく、現地の方や象にも嬉しいのがこのプログラムの特徴です。

ただ象に触って「わ〜い!」というのではなく、象との接し方や、触れ合う象の背景、食事や生活環境などを学びながら象とふれあうことができるのです!

例えば、象にあげる餌や餌の作り方、薬のあげ方、1日の生活、掃除の仕方の知識、などですね。

象や現地の状況について知識面でも詳しく知ることで、より一層タイや象のことが好きになるはずです。少なくとも私は、のほほんと日本の動物園で象を見ている時(それはそれですてき)よりも象やタイの方たちに親しみが湧くようになりました。

タイのエコツーリズム、Elephant Jungle Sanctuary

画像引用:Elephant Jungle Sanctuary

Elephant Jungle Sanctuaryは、タイのチェンマイ、プーケット、パタヤ、サムイの4箇所で象を保護し、このエコツーリズムのプログラムを提供しているプロジェクトです。このプログラムでは参加者に象について学んでもらうほか、参加費という形で資金を得ることで、獣医医療や土地インフラなど、象の福祉を整え、象たちを守ることにつなげています。

タイの方達にとって、象は昔からとても身近な存在でした。戦時には象に乗って戦いたことから「勇気と誇りの象徴」として、仏教においては象、とりわけ白い象は「ブッダの化身」として敬われる存在です。林業の担い手としても活躍してきました。

近年は森林伐採などにより象の数は激減、林業としてその力を発揮していた象たちは、今は観光の目玉としても形を変え、今でもタイの人たちの生活を支える一翼を担っています。

林業の仕事がなくなるにつれ、飼育され人間とともに生きてきた象は、観光客を乗せる仕事 をするようになりました。減少した象の保護育成のため、タイではエレファントキャンプを各地に設けて保護し、これまでともに林業に生き象を馴らしてきた技 術を生かして、エレファントライディングという新しい分野を開拓したのです。

タイの人々とゾウの深いつながりを知る:JTB
画像引用:JTB

私たちが参加したこのエコツーリズムElephant Jungle Sanctuaryではエレファントライディングが行なわれていません。その代わりに、象についてより深く学んだり、象の世話をしたりと、飼育員の生活を疑似体験させてもらうことができます。

自分たちが楽しめるだけでなく、タイの象や人を助けることにもつながる素敵な取り組みです。

Elephant Jungle Sanctuaryの内容

さあさあ、お待たせしました。こちらがElephant Jungle Sanctuaryの体験内容です。私たちが参加したのはプーケットのもので、別の場所のプログラムとは若干内容が異なる可能性があることはご了承ください。

ホテルからピックアップ、全員集合!

ネットで予約を済ませておくと、プロジェクトのバンがホテルまで迎えに来てくれます。私たちはプーケットの午後のツアーを予約したので、バンが来たのは11:30〜12:00の間です。象たちのいるビレッジ…じゃないサンクチュアリまではそのバンで向かい、途中から(道が細くなるためか)トラックの荷台を改造した車に移動し、そちらで向かいました。

GoPro少し曇っていてすみません

到着した頃にはすでに10名ほどの人たちが集まっており、近くにいる象たちと写真を撮ったりしていました。合流したのも10名ほどでしたから、大体約20名ほどが参加していたことになります。

まずは解説を受ける

手練れ

象と本格的に触れ合う前に、このプロジェクトの目的や、このプロジェクトで行われていることなどを軽く説明してもらいます。ここでは象の世話以外にも、象の糞で紙を生成し、封筒などを作って売る取り組みもされているそうです。

スタッフのみなさんところどころ冗談を混じえたり、参加者がヤジを飛ばしたり、解説は和やかに進みます。場所を少し移動し、スタッフの方が次の準備をしている間、象の基礎知識や触れ合い方について注意事項が伝えられます。

タイ語なまりの英語は結構聞き取りづらいことで(私の中で)有名なのですが、ここの方はいろいろな国の方とのコミュニケーションに慣れているのか、比較的聞き取りやすい英語を話してくれます。

餌の作り方を習う

これはライスだったかな

サンクチュアリの象にはバナナやサトウキビなどが与えられていますが、栄養を補うため、タマリンドやナッツ、砂糖などを食べやすくして餌として与えています。タイのご飯よろしく、餅つきのような道具で材料を潰しながら混ぜます。

薬をあげるときなどはこの餌に混ぜてあげるのだとか。団子状にして中に薬を入れます。

餌やり、写真撮影

1人1バケツ

餌の作り方についてレクチャーが終わったあとは、解説のあったすぐ横に用意されているバナナのバケツを1人1つ持ち、象のところへ出向きます。

移動中

いくつかのグループに別れ、5頭の象に各々が自由にバナナをあげます。

餌やりの間は写真撮影も自由に行われ、注意事項さえ守れば象にも好きに触ることができます。思ったより鼻がhairyですね。

手渡し!

途中から植物やサトウキビなども投入。こんなに固いものをバリボリ、いとも簡単に食べちゃうんですね!日本の動物園では干し草やりんごなどをあげているだけだと思っていました。

餌やりは大体30分ほどだったと思います。思っていたより長く、たっぷり象と触れあえました!

泥浴び

一度場所を移し、象の体を掃除する前のイントロダクションが行われます。各自、汚れて濡れてもいい水着などに着替え、泥浴び広場へ。

到着した頃には大きな広場に象たちと、泥のバケツが用意されており、スタッフの方々がホースで水を撒きながら待機しています。泥、水、かける気まんまんです。

水かける気満々マン

象に泥を塗りたくりつつ、スタッフに泥を塗りたくられつつ、和気藹々。15分ほどでしたでしょうか。こちらの様子は動画でアップしました。突貫ですが4倍速でお送りします。

水浴び

一通り象の体の掃除が終わったら、今度は水浴びの広場へ移動。象も移動。

大きな池に象がだぷんと入って行きます。中には水浴びが大好きな象もいて、鼻だけ水上に出し横になり、その巨体全体を水に沈めて昼寝を楽しみ始める象もいます。

これは本当に迫力満点で、普段は触れられない象にがっつり触れ合えるので満足度も高いアクティビティです!池の中で寝転んだ象に踏まれたりしないようにおっかなびっくりなのですが、象が楽しんでいるのが伝わってきてなんだかこっちも嬉しくなります。

こちらは倍速で。

落差で倍速が遅く見えますね

ブラシやバケツが手渡され、象の水遊びを手伝ってあげます。15〜30分くらい、たっぷり水遊びをしました。象も人も、小屋に戻って行きます。

昼食

小屋に戻ると今度は人間が体をシャワーで洗い流し、元の服に着替えます。しばし休憩すると、タイの料理教室が開催されます。今日(毎回?)のメニューはパッタイと青パパイヤのサラダ。参加者から料理アシスタントが1人ずつ抜擢され、パッタイと青パパイヤを作りました。

映え〜?

長テーブルにケータリングらしきタイ料理が並んでおり、他にも野菜の炒め物やスープなどが楽しめます。みんな並んでたらふく食べます。昼食後はしばし休憩。

お見送り、解散

最後にこのプロジェクトの総括が行われ、残念ですが象たちとお別れです。もと来た車のある駐車場まで戻る道すがら、象たちも見送りに出向いてくれます。感動!!

1人ずつホテルまでバンが送迎してくれるので帰りも楽チンです。

終わりに

象やタイのことについて学びながら、同時に象ともたっぷりふれあえるElephant Jungle Sanctuaryのエコツーリズム。きっかけは象と触れ合いたい!一緒に写真を撮りたい!でも、結果的にそれがタイの象さんたちを守ることにつながってるなんて素敵ですね。

私はこれが人生で初めて参加したエコツーリズムだったのですが、これを機に、今後はいろいろなエコツーリズムに参加してみようと思いました。

今回ご紹介したツアーは公式サイトから予約が可能なので、タイにいらっしゃる際はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?