暇だからここらでウズベキスタン旅行について書く(概要編)

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ウズベキスタン

どうも、かわいいブスです。

 

そろそろお盆休みですね。

夏休みと言えば〜? そう、ウズベキスタンです!!

 

ウズベキスタン旅行のいろは

 

え、ちょっとちょっと、ウズベキスタンを知らないそこのあなた。

ここですよ、こーこ。

Uzbekistan

 

私が大学受験の時はパキスタンからの流れでこの辺の地形を

「パアッと歌(う)か」と覚えたものです。

※(南から)パキスタン・アフガニスタン・トルクメニスタン・ウズベキスタン・タジキスタン・カザフスタン

 

何を隠そう「〜スタン」と名のつく国々はだいたいイスラームなのですが、同時に中国からトルコまで続くシルクロードなので文化が地続きでなかなか面白い。

そして食材のキーワードは羊・ヨーグルト。 羊好きとしては黙ってはいられません。

街別の紹介はこちらの記事にまとめました。

今回はウズベキスタンの概要についてざっくりまとめたいと思います。

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ウズベキスタンって?

 

ウズベキスタンを知らない良い子のためにもう少し詳しく書くと、ウズベキスタンは前述のとおり、確かにムスリム(イスラム教を信仰する人)の多い国なのですが、実はここ、ソビエト連邦の一部だったんですね。

ソ連と言えば社会主義ですが、これいわゆる社会主義と言うより、マルクス・レーニン主義という、どっちかっていうと、というより思いっきり突き抜けた共産党による一党独裁政治でした(まだロシアにはその名残がありますね)。

 

んで、察しの良い方はお気づきかと思うのですが、実はそういう社会主義と宗教って相性が悪いんです。 だって、政府が独裁で国民に言うこと聞かせたいのに、宗教が幅をきかせてたら国民がなかなか政府の言うこと聞いてくれないでしょ?

そんな訳で、もともとウズベキスタンはイスラーム色が強かったのにソビエトの煽りを受けてしまった。 結果、めちゃめちゃゆるいイスラームが国では横行しているんです。 ここ! ここがウズベキスタンの渋いところ!

 

まあそんなこと言い始めたら近隣諸国もそうなんですけど。

ただまあ聞いてくださいよ奥さん。

 

普段日本に住んで、普通に暮らしていたらムスリムの人と会うことってあまりないじゃないですか。 最近は過激派のせいだったり、私の母校の教授の問題もあったり(触れないで)、あんまりいい印象を持っている人も少なくないかもしれないと勝手に思ってるんですけど、世界三大宗教を知って、それを信じる過激派じゃない普通の生活者たちが一体どういう人たちなのか? ということは知っていていいんじゃないかなーとは個人的に思います。

 

私たちが受け入れようと受け入れまいと、2020年に向けて日本でもそういう人たちに出会う確率は高まるし、知らないことは脅威であると同時に嫌悪の感情になりやすい。 まず知ることで自分が心持ち良くできる。 これ大事。 プラスアルファ、それを新しい交流とかビジネスチャンスとかにつなげられることだってできるんだぜ!っていうのが私の主張です。

まあそれ目的に旅とかしてないけど、、

 

話は脱線しましたが、イスラームに限らず、宗教を信じている人ってすごーく真面目な人だけじゃなくて、宗教に対してテキトーで信じたい時にしか信じない人も案外いるんですよ。 私の知り合いのインドネシア人とか「たまに(お祈りを)サボりたい時もある」とか言ってたし。

 

そういうのが国全体で体感できるのがウズベキスタンなんです。

 

酒飲む人もいるし、豚肉食べない以外はハラル守んない人もいるし(厳密には豚のエキスとかもダメ)、断食しない人もいるし、様々。

 

多分中学・高校とかの地理で「この国はムスリムが7割を占めていて〜」みたいな知識しか知らない人には一生分からない感覚だと思うから、まじでこういうのは行って体感してみるのが本当の「国際理解」だと思うよわしは。 なんか積極くさいわ。 歳とったな。

 

なんかウズベキスタンの良さを伝えようとするあまり本題に全然突入できてねえッッッ

 

次回からちゃんと行ったとことか写真とか紹介します。 乞うご期待!

 

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教科書に載っているような情報は各自でググっていただくとして、
特にのりっく的なおすすめポイントを何回かに分けて綴っていきたいと思います。

日程

1週間あれば行ける

まずどれくらいの期間があればウズベキスタン旅行できる? という話なんですけど、1週間あれば行けるっちゃいけます。 有名なところ巡りしたいなら2週間は欲しいところですが、私も行った当時はまともな会社員だったのでお盆休みと雀の涙ほどの有給を付け足して10日間の日程で旅行に行きました。

 

本当の本当はシベリア鉄道からカザフ・キルギス経由という陸路で攻めたかったのですが(実際にはそういう旅行者が大半だった)、日本社会がそれを許してくれなかった。 というか、行く前はウズベキスタンがめっちゃ良いところだってあんまりわかってなかった。 そちらは追い追い書くとして。

ちなみに2018年8月6日現在、外務者の海外安全ホームページ情報ではこのようになっております。

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私が行った時もそうでしたが、キルギスとの国境沿いはテロの危険があるようですね。 山賊の話は聞きませんでした。

 

自分の身は自分で守りましょう。

旅の前は絶対に調べてね。

www.anzen.mofa.go.jp

 

 

旅をするのにメジャーな街は東から、Tashkent(タシケント)、Samarkand(サマルカンド)、Bukhara(ブハラ)、Khiva(ヒヴァ)、Urgench(ウルゲンチ)、Nukus(ヌクス)の方(今はほぼ亡きアラル海)とあるのですが、私が行ったのはKhivaまで。

金もあんまりなかったからなあ。

 

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時間があってお金がない人は陸路で行けばいいし、時間がなくてお金は有り余ってる人は飛行機でそれぞれの場所までひとっ飛びできます。 私は前者だったので陸路。

 

  • 行きと帰りで1日ずつ(2日)
  • 大体それぞれの街で1泊(4日)
  • 気に入った街には2泊(+1日)
  • 最初の街に戻るのに1日(1日)
  • 余裕を持ってTashkentでは最後に1泊(1日)

計9日という日程で組みました。

 

ウズベキスタンは広大な大地を有している割に人口がさほど多くなく(道路は基本4車線)、1つの街 中でも見て回るのに1日じゃ足りないです。 見ようと思えばいくらでも見て回れる。 美味い飯屋もたくさんある。

 

日程に関してはまずこんな感じです。
ちなみに私、観光地は行ったけど観光名所はあんまり巡ってないのでその辺巡りたい人はもっと日程に余裕持ってた方がいいです。

ウズベキスタンはイスラーム建築が美しくて最高なんですが、日本人というか素人目からするとどれも割とテイストが似通っているので途中で飽きます。

旅先で会った人とかもよく言ってた。

 

 

予算

ざっと18万くらいじゃったろうか…..

1年経ったもんだから忘れちまった…

往復の飛行機代が約10万で、プラス私は陸路だったので列車代と、宿代ちょっと。

食費は一食200円くらいで見積もって大丈夫。 たまにワインとかワインとかワインとか飲んだり水タバコ楽しんだりで2500円くらい?

ちなみにTashkentからSamarkandまでは58000cym(スム)=800円ちょっと。

 

ここで貨幣の話ですが、ウズベキスタンには公式レートと闇レート(違法)があります。

2018年8月現在では1ドル 約7800スムですね。 闇レートでは10000スムくらいで取引できるかもしれないです。 闇レートを鑑みるとカードでの支払いより現金の方が安上がりになります。 あと単純に田舎だとカード使えない。

そしてインフレが激しかったウズベキスタンでは常に札束を抱えて移動することになります。 これ、超めんどくさいから!!

 

おすすめの宿やカフェについては街別にまとめて書こうと思います。

 

 

行き方

日本からだとInchon(韓国)経由になります。

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私はアシアナの105便を利用しました。

こんな感じですね。

 

行き

OZ0105便/アシアナ航空/エコノミークラス
2017/08/10 19:00 成田 [NRT] 発
2017/08/10 21:30 ソウル(仁川) [ICN] 着

OZ0573便/アシアナ航空/エコノミークラス
2017/08/11 16:45 ソウル(仁川) [ICN] 発
2017/08/11 20:20 タシケント [TAS] 着

 

帰り

OZ0574便/アシアナ航空/エコノミークラス
2017/08/18 22:20 タシケント [TAS] 発
2017/08/19 08:55 ソウル(仁川) [ICN] 着

OZ0178便/アシアナ航空/エコノミークラス
2017/08/19 20:50 ソウル(仁川) [ICN] 発
2017/08/19 23:00 羽田 [HND] 着

 

 

ご予算とお時間があればぜひシベリア鉄道で陸路から攻めてみてください。

 

 

食事

 

ウズベキスタンの食事に不安な方はまずトルコ料理を食べに行くことをおすすめします。 なぜって大体同じだから。

私のおすすめするトルコ料理屋さんはココ!(横浜だけど)

 

たまに予約でいっぱいなので電話してから行ってみてください。

goo.gl

 

ただ、現地では綿花油使ってたりよりオイリーだったりするのでお腹弱い人はくだすかもしれません。 まあそれも旅の醍醐味ってことで。

 

以下写真祭り。 ヒャッハー!!

 

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△羊のミンチが入ってるパン

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△これも羊

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△これも羊

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△ヨーグルトですか? いいえ、ケフィアです。

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△多分一番食べるであろうプロフ(ピラフ)。 写真左上。
お店によっていろいろなプロフがあるので食べ比べると良い。

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△かばんかと見まごうほどのでかくて厚みのあるナン。

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△ホテルの朝食にも大体出てくる

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△チキンスープwith ヌードル

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△これも羊

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△寒暖差の激しい場所ではフルーツが甘くて美味しい

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△ラグマンだったっけな。 トマトと牛のスープのうどんみたいな

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△ペリメニ

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△バザールで買えるりんごみたいな食感の桃。 大変美味しい。

 

ただ、バザールで買えるナッツ(特に殻つきアーモンド)は炒ってないので放置しておくと虫が生まれてきます。 タンパク質も同時に取れておっ得〜

ただしくれぐれもお土産などにはせぬよう!

 

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