どうもお世話になっております。
九份に2泊3日したところ、どうやら九份はいわゆる景色を堪能する街で、飯キチの私にはあまり肌が合わなかったことがよくわかりました。食事があまり美味しくないように思えたし、観光地価格で多くの商品が割高なのがどうも満足度の低下につながったようです。現場からは以上です。
九份からほど近い瑞芳に美味しいものがあるそうな
そんな訳で(現地の人なら美味しい場所を知っているだろう!)という予想のもと、宿のスタッフである台湾女性に「普段外食するならどこ?」と聞いたところ、どうやらここからバスで少し行ったところにある瑞芳(ルイファンと読む)美食廣場がおすすめとの情報をゲット。ふむふむ、Googleで見てみても確かに、美味しそうな料理の写真がたくさん。口コミもたくさんあります。
おすすめは胡椒餅とのこと。オッケー!
九份から瑞芳へ
という訳で、九份から基隆に行くついでに美食廣場へも立ち寄ることに。出発したのは10時頃。788の基隆行きバスに乗り込み、10〜15分ほどで到着しました。うっかり本を読んでいて1駅分乗り過ごしましたが、九份で食べ逃したアイスを食べた後だったのでカロリー消費ついでにえっちらおっちら歩きました。
橋を渡り、左手に見える小学校を背にするように右折。そこから歩いて2〜3分ほどの場所にこのフードコートはあります。10時の時点ではまだ全てのお店が開店している訳ではなく、お目当のお店もスタッフの姿が見当たりません。どうやらお昼に全てのお店が開くようでした。
フードコート内を散策
今回のお目当は胡椒餅と豚の血、あと牛のスープみたいなもの。いずれもGoogleMapsで見つけたものです。
しかし豚の血以外全ての店が10時の時点で開店前…ということで建物内をぐるぐる周り、豚や牛の肝などをディスプレイしている入って左手の、あたたかそうなお店にイン。本当は入るつもりなかったのだけど、おばあちゃんがあまりに優しい笑顔で引き込むから…。
スクショしていた写真を見せ、豚の血を注文。ベトナム料理などでスープに入れて食べたことはあるけど、これがメインの皿はまだ食べたことがなかったので試してみたかったのです。20TWD。食べてみると…おおあっさり。アメリカのアジアンマーケットで購入したものよりも臭みがなくて、レバーよりもくせがない。あたたかくて朝に食べるとほっとする味だ。
会計を済ませ、またぐるぐる。目当ての店はまだ開きません。しょんぼりしながらふと近くの店に目をやると、そこにはあのバーワン(肉丸)があるではないか!九份で食べたバーワンとの味比べをしたかったので注文。何と45TWDで2個つけてくれる。2個もいらないけど。1個分は残してお持ち帰りにしてもらいました。
サーブする時に、九份ではハサミで切ってくれたのですがこちらでは金属のヘラみたいなものを使って切ってくれました。油の切り方がすごい…笑
お味のほどは…?九份のものとそこまで差がある訳ではないけれど、こちらの方が五香かな?特徴的な香りが少なくて食べやすい。日本人にはこちらの方がウケるんじゃなかろうか?見た目も含め。
ちらとメニュー看板をみると日本語も書いてあります。「コメ粉包みミートボール」らしいです。芋でんぷんかと思っていたのですがコメだったのですね。勉強になりました。ここの辛味はガーリックと唐辛子が惜しげもなく入っていて、バーワンに入れて食べるとふむ、なかなか…。本当はそうやって食べるんじゃないんでしょうけど。
それにしてもお目当の店はまだ開かない。しびれをきらしてフードコートで記事を書き、時間をつぶすことに。人が多くなくて良かった…。
12時になり、どうやら胡椒餅のお店がオープンの兆しを見せ始めました。と、見せかけて全然開く兆しが見えません。
とそこにやってきたのは後ろのお店の男性スタッフ。中国語でなにやら話しかけてきます。以下予測。
男性「何やってんの?君ブロガー?(ニコニコ)」
私「あっいや違うよ、その店開くの待ってるんだ」
男性「あーそこは今日開かないよ。月曜と火曜は定休日なんだ」
私「まじー!?じゃあ近くで胡椒餅食べれるところ知らない!?」
男性「うーん知らないなあごめんね」
私「ううん、ありがとう知れてよかった」
そんなわけで ションボリしながらフードコートを後にします。お目当の品3品中2つも定休日ってそんな不運あります?皆様是非とも月曜と火曜は避けておいでくださいまし。
瑞芳のまち歩き
という訳で不完全燃焼となった私はあたりをてくてく散策することに。地図をよく見てみるとこのあたりはちょっとした繁華街で、小さな屋台やらお店やらが道を賑わせています。
ふと見ると、フードコートを出てすぐの屋台に行列が。何だろうと見てみると、どうやらソーセージです。屋台にはメディア露出の実績が貼られ、どうやら有名店だそう。どれここは1つ、と注文します。お値段15TWD。やっす!
ソーセージの餡の正体は、魚肉と豚肉、キャベツ、にんじん、玉ねぎ、そして豚の腸です。渡す時に「spicy?」聞かれるので迷わず頷き辛さを追加。と言っても台湾料理は全然辛くないんですけどね。作っている様子を撮らせてもらいました。
お味は…うん!美味しい!魚が練ってあるだけあって、肉肉しさの中にも出汁が利いてる!肉オンリーのソーセージと比べるとパンチにはかけるかもしれないけれど、深みのあるソーセージという感じだ。個人的には外側の皮がパリッパリに揚げてあったらよかったのにな…!と思わないこともありませんでした。
同時に売っていた餅米のソーセージ(だったかな)は私の目の前で売り切れになっており、台湾での米人気を再実感します。そんなに好きかね?米。
ちなみに場所はこちらです。
阿霞龍鳳腿
https://goo.gl/maps/yDu7mKRdDbikh14p7